昨日、住宅金融支援機構から
こんなお知らせが流れました。

『【フラット35】S(優良住宅取得支援制度)
 金利引下げ幅拡大の適用期間終了日のお知らせ』

 ※住宅金融支援機構HPはコチラ

どのような内容かというと、フラット35Sの
金利優遇1.0%の申込期限が、当初予定の
12月30日から9月30日に前倒しされたということ。


もともとフラット35Sは、借入当初10年間の金利を
0.3%優遇するというものだったのを、政策的な判断から
期間限定で優遇幅を1.0%にしていたもの。

8月の金利で見ると、当初10年間の金利が1.35%と
10年固定を下回る金利で、しかも11年目以降の金利も
2.35%で固定されますので、住宅ローンの利用が伸び悩む中、
ひとり気を吐いているのがフラット35なのです。

が、申込みが殺到し予算枠の上限に近づいたため、
今回発表された通り、申込期限の前倒しになったのでした。


1.0%の優遇がなくなっても以前と同じ0.3%の優遇は残りますし、
来年度も政策的判断でいくらかの優遇上乗せあるかもしれませんが、
住宅・銀行業界に与える影響は少なくないと思われます。

まず、これまでフラット35を考えていた人が、
民間の10年固定や長期固定に流れることはあり得そうです。

また、住宅エコポイントのように、
駆け込みでの申込みも殺到することでしょう。
そうすると審査に時間がかかることになりますので、
もし1.0%優遇をお考えの方は、着工や引渡しスケジュールなど、
時間に余裕を見て申込みしたいところ。

そういう点では、本来受付終了の3週間前に告知することに
なっていたところ、2ヶ月の余裕を持って告知したということは、
申込ラッシュの影響を和らげようという意図があったのでしょう。


なお、建築時期が先で、フラット35Sの
1.0%優遇が受けられないとお考えの方。
そんな方でも1.0%優遇を受けられる可能性があります。

そのヒントは、優遇適用が9月30日“申込み分”までという点。
つまり、とりあえず申込みだけして1.0%優遇枠を確保しておけば、
建築時期は先でも大丈夫ということ。

ただ、全く何の計画も無いと、
申込みを受付けてもらえない可能性があるので、
建築予定地と建物の図面・見積程度の資料はご用意下さい。


まぁ、もともとフラット35Sの1.0%優遇は、
この秋口には締め切られるとの見方がもっぱらでしたから、
来るべきものが来たということではあります。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『1000万贈与税非課税が土地も対象に ~租税特別措置法の一部改正~』
『フラット35S 金利1.0%優遇が延長!?』
『期間限定の金利1%優遇! フラット35S』

テーマ:住宅ローン
ジャンル:ファイナンス
コメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事へのトラックバック