本日、午前中に建売住宅のインスペクションをしていたら、
住宅相談センターのオフィスからTELが入りました。

「今週末にマンションの売買契約をされるという方から、
 今日の午後、相談に来たいとのお電話がありました」


今週末というと時間がありませんので、
ご希望通りご来社いただきました。

物件情報や状況を順番にお聞きしていくと、
先週末、突然思い立って見に行ったマンションを
気に入ってしまったとのこと。

そこで営業マンに言われるがままに申込書を書き、
今週末に契約することになったが、
あまりに急な話の上に、初めてで分からないことだらけ、
本当にこれでよいのか不安になったのだそう。

それはそうですよね!
物件を見て1週間で契約しようと言うのですから・・・


物件そのものは立地が抜群、売主も有名ディベロッパーと、
予算などの条件が合えば問題は無さそう。

でも、住宅ローンのことをはじめ、説明を受けていない
ことがたくさんあり、契約書や重要事項説明書も、
今週末の契約当日に渡されるとのこと。
さらに、契約までに「寄託金」を振込めとのこと。

う~む。。。
完璧に営業マンのペースですね。


資金計画も曖昧、物件の説明も充分に受けていないのでは、
本来、何も決められません。

そこで、今週末の契約はキャンセルすると同時に
契約書と重要事項説明書を取寄せ、
それをじっくり検討してから契約するということにし、
その間に家計の収支予測(キャッシュフロー表)をもとに
住宅ローンなどの資金計画を立てることになりました。


そして、もう一点。

実は、今回のマンションの購入のことを、
親御さんはじめご親族にまったく話していないとのこと。

ご相談者は家業を継ぐ立場で、
現在ご実家で親御さんと同居されていますので、
「マンションを契約したから」
という事後報告ではいくらなんでもトラブルが目に見えます。

ちゃんと順を追って話しを進めれば何の問題もないことも、
順番を間違えたばかりに大ゲンカということもよくあります。

まずは親御さんたちに
「マンションの購入を考えているのだけど」
という相談を持ちかけるのが先決でしょう。


マンションの営業マンに、
「住宅の購入は“出会い”。
 直感を信用しないといい家は購入できません」
と言われたそうですが、だからと言って
本来踏むべき手順を外すと、家づくりどころか
人間関係をも壊しかねません。

家は大きな買い物です。
直感も大事ですが、冷静さも失いたくないですね。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『“とりあえず契約を”と言われたら』
『「今月中の契約なら○%引き」と言われたら』
『営業マンの煽り文句に惑わされるな?!』

テーマ:住宅・不動産
ジャンル:ライフ
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