住宅ローン控除でいくら戻ってくる?
本日ご相談いただいた方から、
「昨年住宅ローンを組んでマンションを購入したのですが、
住宅ローン控除でいくらお金が戻ってくるのですか?」
とのご質問をいただきました。
住宅ローン控除については以前にも触れましたが、
誤解しがちなので改めてここで書いてみます。
住宅ローン控除の控除額というのは、毎年年末の
ローン残高の1%(長期優良住宅の場合は1.2%)が上限となり、
それが10年間続くというもの。ローン残高が2000万円の場合、
その年に控除される上限額は1.0%=20万円となります。
でも、これはイコール「20万円戻ってくる」訳ではありません。
住宅ローン控除というのは、
あくまでその年に納付した所得税が戻ってくる
(所得税で控除しきれない場合は住民税も)という制度。
納付した所得税額+住民税が20万円に満たなければ、
控除額も20万円に届かないのです。
このご相談者も、実際の所得税の納付額を確認したところ、
「おカネが戻ってくるって言っても、そんなものなんですか!
ほとんどアテにできないのですね・・・」
と仰っていました。
巷では大型減税ということで
500万とか600万といった数字が一人歩きしていますが、
漠然とおカネが戻ってくると思わずに、住宅ローンを利用する方は、
実際にいくら戻ってくるのか確認することをお勧めします。
ちなみに、今年入居される方については、
最大控除額は10年間の合計で400万円
(長期優良住宅の場合は600万円)となります。
▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『住宅ローンの繰上返済 するならいつ?』
『営業マンの煽り文句に惑わされるな?!』
『史上最大の住宅減税?!』
「昨年住宅ローンを組んでマンションを購入したのですが、
住宅ローン控除でいくらお金が戻ってくるのですか?」
とのご質問をいただきました。
住宅ローン控除については以前にも触れましたが、
誤解しがちなので改めてここで書いてみます。
住宅ローン控除の控除額というのは、毎年年末の
ローン残高の1%(長期優良住宅の場合は1.2%)が上限となり、
それが10年間続くというもの。ローン残高が2000万円の場合、
その年に控除される上限額は1.0%=20万円となります。
でも、これはイコール「20万円戻ってくる」訳ではありません。
住宅ローン控除というのは、
あくまでその年に納付した所得税が戻ってくる
(所得税で控除しきれない場合は住民税も)という制度。
納付した所得税額+住民税が20万円に満たなければ、
控除額も20万円に届かないのです。
このご相談者も、実際の所得税の納付額を確認したところ、
「おカネが戻ってくるって言っても、そんなものなんですか!
ほとんどアテにできないのですね・・・」
と仰っていました。
巷では大型減税ということで
500万とか600万といった数字が一人歩きしていますが、
漠然とおカネが戻ってくると思わずに、住宅ローンを利用する方は、
実際にいくら戻ってくるのか確認することをお勧めします。
ちなみに、今年入居される方については、
最大控除額は10年間の合計で400万円
(長期優良住宅の場合は600万円)となります。
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『住宅ローンの繰上返済 するならいつ?』
『営業マンの煽り文句に惑わされるな?!』
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