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築50年の趣きを活かした洗面リフォーム(前編)

住宅は定期的なメンテナンスが欠かせません。

特に、屋根や外壁といった外回りや、
キッチンや浴室、洗面、トイレといった水回りには
「水漏れ」の心配があるため、建物を長持ちさせるためには
10~20年程度でのメンテナンスが欠かせません。

かくいう草野家は、築50年近い貸家。
3年ほど前に入居する際にも、
外壁の塗替えや給湯器、便器の交換をしています。

が、これだけ築年数が経っていると、
やっぱりいろいろ出てきます。
とうとう、洗面が水漏れを起こしました。

草野家の洗面
ご覧の通り古き良き日本の香り漂う、タイル張り
でも排水口の周辺や排水パイプは、
素人細工のような補修がされています。

ビフォー

どうやら長い年月かけ、この補修箇所から徐々に水が漏れていた模様。
洗面下収納の木材が、漏れた水で腐ってきていました。
このままでは周辺に被害が広がり、
シロアリを呼び込むことになりかねません。

ということで大家さんに連絡、交換してもらうことになりましたが、
そのとき大家さんからこんなことを仰っていただきました。

『こちらでは施工会社は分からないので、
 そちらで手配してもらえますか』


草野が住宅の仕事をしているとご存知だったこともあるのでしょうが、
何とも太っ腹な大家さん!
好きなようにさせていただきます!

って、湯水のようにお金を使うわけではなく、
できるだけ築50年の趣きを残します!

安く済ませるなら、既存の設備を全て撤去し、
出来合いの洗面台を持ってくれば良いのですが、
それではあまりに「浮いて」しまいます。

もしかしたら費用も手間もかかるかもしれませんが、
味のあるモザイクタイルはそのままで、
水漏れを起こしている排水口や配管、
痛んだ木部の交換で済ませたいところ。

・・・ということでお願いしたのが、
三重県桑名市にある諸戸アイサン住拓さん
地場産材や昔ながらの職人さんを使った
家づくりを得意にしている工務店。

リフォームとは言えない小規模な設備交換ですが、
きっと嫌な顔をせずやってくれることでしょう!

さっそく現場を見に来てくれましたが、
担当の清水さんの口からはこんな言葉が。

『こりゃぁ洗面のタイルからも水が漏れてそうだから、
 排水口や配管だけ直してもダメだなぁ。
 洗面台を交換するしかないと思うよ』


ガ~ン!!

手を加える箇所を最小限にしたかったものの、しょうがありません。
できるだけ壁面のモザイクタイルは活かし、
そのデザインにあった洗面台を探してくるということで、
施工の方針が固まりました。で、草野もネットを調べることに。



『最近は陶器製のモダン和風な洗面ボールも多いから、
 ネットでいいのが見つかるだろう』

と高をくくっていたのですが、ネットで調べても、
サイズやら費用やら、なかなかいいのがありません。
どうしよう?!

そこに、諸戸アイサン住拓の清水さんから朗報が!

『タイル張りの洗面台が見つかったよ!
 サイズも多少手前に出っ張るけど、
 ほぼピッタリ納まりそうだよ』


果たして草野家の洗面リフォームはいかに
後篇に続きます(って、引っ張るねぇ~)。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『古い家に暮らしてみたら』
『セルフメイドの収納棚』
『実用とデザインの両立 「タイル」』

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