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「家賃並みの返済額」には要注意!

こんにちは、草野です。

昨日、マンション購入のご相談がありました。

物件はとても気に入っているので、
あとは資金、特に住宅ローンをどうするか。

ライフプランに基づいて
キャッシュフロー(収支)を試算したところ、
「大丈夫でしょう」という結果が出ました。

では、どの住宅ローンにしましょうかというところで、
販売会社が提案した資料を拝見しました。

そのローンは、金利が0.875%と低く、
月々の返済額が現在の家賃並み。
オッ、これなら買えそうだ!と思えます。

が?!

よく見るとこのローン、充分注意すべき点があります。

それは金利タイプが
固定金利期間選択型
しかも2年固定という点。

金利が確定しているのが当初の2年間のみなので、
返済期間が長期の場合(今回のご相談者は35年)、
将来の金利上昇リスクがあります。

それだけでなく、この手の期間選択型でよくあるのが、
固定期間終了後に、自動的に金利が上がるということ。

それはなぜか?

当初2年間の0.875%という金利は、
「優遇プラン」が適用された金利。
すなわち「店頭基準金利」から1.*%優遇された金利なのですが、
新規借入れ時には「アメ」として特に優遇されているものの、
2年間の固定期間が終了するとアメ=優遇幅が少なくなるからです。

そうなると、2年後には変動金利タイプの方が
金利が低くなるという現象が起こったりします。
(変動金利タイプが「全期間金利引下げ型」の場合)

また、このご相談者の場合
「ボーナス払い」併用になっているので、
年二回のボーナス時は、返済額が約2.5倍になります。

他にも税金(固定資産税・都市計画税)や
管理費・修繕積立金も忘れてはいけません。

・・・と、業者側はあの手この手で毎月の返済額を安く見せ、
しかも充分な説明をしなかったりします。

このご相談者の場合も、
「今日の説明を聞いて、ようやくローンの内容が分かった」
と仰るくらい、金利タイプの違いやデメリットなど、
説明をほとんど受けていなかったとのこと。

「家賃並みの返済額」というフレーズに
惑わされないようにしたいですね。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『住宅ローンの事前審査は慎重に』
『住宅ローンの金利はいつ決まる?』
『営業マンの煽り文句に惑わされるな?!』

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