マイホーム購入お悩み相談室 | 名古屋の住宅専門ファイナンシャルプランナーによる、後悔しないマイホーム実現法

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2018年06月 | ARCHIVE-SELECT | 2018年08月

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親子が喧嘩せず暮らせる二世帯住宅の建て方

本日は、午前中が大垣市、午後が可児市と、
岐阜県内のハウジングセンターにて
二世帯住宅のセミナーで講師をしてきました。

二世帯住宅というのは、単世帯住宅に比べて
関係者が増える分、選択肢が増えます。

そこで本日は、二世帯住宅ならではの税制優遇の受け方、
そして二世帯住宅だからこその資金計画の立て方など、
将来にわたっておトクな二世帯住宅の建て方をお話ししました。


ただ、一点強調したのは、
税制優遇が受けられるからとか、
おトクだからといった理由で二世帯住宅を建てるのは
本末転倒だということ。

二世帯住宅を建てるのは、親子二世帯が
仲良く快適に暮らすこと
が、第一の目的のハズ。

その目的を忘れて、税制優遇や補助金目当てで
いらないものを付けたり、使いにくい家になったり、
それが原因で喧嘩して別居した、なんてこともあり得ます。


結局、二世帯住宅で一番に考えなければいけないのは、
二世帯が快適に暮らせる“距離感”なのです。

その距離感に合わせて、完全分離だとか一部共有、
完全分離など、建物の形態が変わってくるのです。


それに付随して本日お話しした中で、
特に参加者からご質問があったことをご紹介します。

それは、計画段階で二世帯の適切な距離感を考える時、合わせて
新居完成後の暮らしのルールを決める、ということです。


例えば、浴室が二世帯共有の場合、
その掃除は誰が行うのか?

子世帯が共働きだと、得てして親、
特に母親がお風呂掃除つを担当することがあります。

でも、母親一人に掃除を押し付けると、
不満がたまってしまいかねません。

そんなことにならないよう、あらかじめ二世帯間で
暮らし方のルールを決めておくのです。

掃除であれば、共有部分の掃除、
例えば前述の浴室、トイレ、玄関、キッチン。
さらに庭の手入れなんかもあります。

掃除以外の家事では、料理や洗濯もあります。


生活費の負担方法も決めておきたいところ。

例えば食費だったり、電気・ガス・水道といった公共料金、
固定資産税や火災保険、自動車の経費なんてのもあるでしょう。


もう一つトラブルになりがちなのが、
子育てや子供の教育方針

勉強の指導だけでなく、おやつやお小遣いの与え方、
テレビゲームの時間なんてのもあります。

おじいちゃん・おばあちゃんが孫を甘やかしてしまい、
親がストレスになるなんてこともありますし、
逆に孫の世話を頻繁に押し付けられた
祖父母にストレスが溜まるなんてこともあります。


二世帯住宅を計画する時には、
完成後の二世帯の暮らし方や関係性をイメージし、
適度な距離感が取れる間取りやルールを考えて下さい。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『二世帯住宅の賢い建て方って? セミナーにてお話しします』
『同居や二世帯住宅に追い風! 三世代同居対応住宅の優遇制度が創設』
『二世帯住宅建てるなら“音”にご注意』


|  |-間取りとデザイン | 23:21 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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赤外線建物診断技師の認定更新

こんなものが郵便で届きました。

認定証


発送元は、一般財団法人職業技能振興会。
「赤外線建物診断技師」の認定証です。

赤外線建物診断技師は、赤外線カメラを使って
住宅やビルなどの建物を調査・診断するスキルを認定する
民間資格です。

草野は新築住宅の断熱材の検査や、
中古住宅のホームインスペクションの際、
この資格取得で学んだスキルを活用しています。


赤外線カメラというのはなかなかの優れもの。

赤外線カメラ


肉眼では分からない温度差を検知し、
ごらんのように画面上に映し出します。

赤外線画面


そのため、施工現場では見落としがちな
断熱材の隙間もてきめんに分かってしまうという、
職人さん泣かせの機械とも言えます。

こういった道具やスキルを活かして、
建物の診断をしていきます!


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『新築住宅インスペクションご依頼の尾張旭市Y様のコメント』
『施工中のホームインスペクションの必要性』
『ヘルメットも上履きもOK! インスペクション用バッグ新調(前編)』


| ◆当相談室&管理人紹介 | 21:28 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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二世帯住宅の賢い建て方って? セミナーにてお話しします

今月も毎週のように
セミナーや相談会の講師に呼ばれている草野。

今週末は、岐阜県の大垣市と可児市の
ハウジングセンターにてお話しします。

今回のテーマは
『二世帯住宅の賢い建て方 相続・贈与・補助制度の活用法』

二世帯住宅は、建て方次第で納める税金や
もらえるお金が大きく変わります。

新築時には【住宅ローン減税】や【不動産取得税】、
【住宅取得資金の贈与税非課税の特例】【すまい給付金】、
完成後には【固定資産税】や【都市計画税】
相続時には【小規模宅地の特例】などなど。

これらの制度を効果的に使うには
どのように二世帯住宅を建てればよいのかを解説します。


二世帯住宅でなくても使えるノウハウも満載ですので、
これから家づくりをお考えの方は、ぜひ聞きにお越し下さい!


   『二世帯住宅の賢い建て方 相続・贈与・補助制度の活用法』
       大垣・可児にて7月28日 セミナー開催



【大垣会場】7月28日(土)10:15~11:45
      大垣中日ハウジングセンター 事務局
      大垣市鶴見町435-1(無料駐車場あり)
【可児会場】7月28日(土)14:30~16:00
      可児中日ハウジングセンター 事務局
      可児市下恵土字針田4100(無料駐車場あり)
【講  師】草野芳史
【そ の 他】参加無料、予約制

     >>>問合せはコチラ


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『岐阜にて大手ハウスメーカーのモデルハウス見学ツアー行います!』
『実家の土地の活かし方は、人によって千差万別』
『親が考えているほど子は同居を嫌がっていない?!』


| ◆セミナー・相談会情報 | 22:33 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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“自分たちの思い通りに建てるため”の、家の建て時

先日、「家の建て時はいつ?」というご相談をお受けしました。

これって、ある意味“永遠のテーマ”。
「建てたいと思った時が建て時」なんて言い方もあります。
(家電やパソコンもそうですよね)

といってしまうとご相談にならないので、
いまの社会・経済情勢からは、

 1)住宅ローンの低金利
 2)住宅ローン減税といった税制優遇やZEHなどの補助制度
 3)消費税増税


といったお話しをします。

上記1~3を踏まえると、「まさに今が建て時」と判断する人が多く、
消費税増税前の駆け込み需要が発生するので、
いかに駆け込み需要から逃げ切るか、なんてお話しになります。


ただ・・・

いつも合わせてお話しするのは、
「上記のような社会的・経済的側面は、あくまで“外的要因”。
 それに流され過ぎると、家族にとっての建て時を逃す可能性がある」

ということ。

“家族にとっての建て時”とは、
出産、入園、入学・進学、転勤、退職といった
家族の側面=ライフプランから見た建て時のこと。

その一つとして、ご相談者にお話ししたのが、
「自分たちの思い通りに建てられる建て時」について。

これって、あんまり世の中で言われていませんが、
人によっては意外と結構重要だったりします。


自分の家を建てるんだから、
“自分たちの思い通りに家を建てる”なんて、
当たり前だろう、と思うかもしれません。

でも、家づくりというのは、いろいろなしがらみが出てきます。
例えば、親が口を出したり。(お金を出してくれたりもしますが)

そういう親族など周囲の声は、決して無視して良いものではありません。

強引に自分たちの想いだけで家づくりを進めてしまい、
親族との関係が悪化し、絶縁状態になることさえあるからです。

ですので、家づくりをお考えの人には、
草野は必ずご自身たちだけでなく、ご夫婦それぞれの親や兄弟、
場合によればその先の親族にも了解を取ること
を強くお勧めしています。


そういった親族の意向ですが、
そのご親族を取り巻く状況によって、
大きく変わることがあるのです。

例えば、両親はまだ60歳前後で仕事も現役、いたって健康。
兄弟はまだ独身。

そうすると、親としては子どもに頼る気もないし、
兄弟も家のことはおろか結婚さえも視野に無く、
他の兄弟が家を建てることに無関心。

そんな状況であれば、自分たちの思い通りに家を建てても、
誰も文句は言いませんし、もしかしたら
比較的お金に余裕のある親からの資金援助も期待できるかもしれません。


が、10年後。

両親は70歳になり仕事はリタイア、
大きな病気もして生活にも不安が出てくる。

兄弟も結婚し子どもができ教育費が気になるとともに、
親の介護をどうするのかも避けて通れない問題になる。

そうなると。。。


親には資金援助の余裕が無くなり、
他の兄弟は親の介護をどうするか、
もしくは実家を誰が相続するかでお互い牽制しあう。

そんな状況で家づくりを考えたら、
いろいろな思惑が交錯して、自分の思い通りの家を
建てられなくなる
可能性があるのです。


そこで、まわりが何も言ってこないタイミングで家を建ててしまうのです。
いわば“早い者勝ち”のようなもの。

後から家を建てる者が、まわりに合わせざるを得なくなるので、
機先を制することで思い通りの家を建ててしまうという訳です。

人によって、このような進め方に抵抗を感じる方もいるでしょう。

でも、どうしても自分なりの想いや事情があるなら、
こんな点を意識すると、ベストな建て時が見えるかもしれません。


ちなみに、まわりが何も言ってこないから、
勝手に建ててしまうというのはNGです。

後になって何か文句を言われる可能性があります。

ですので、あくまで家を建てることについては、
先回りして了解を取ることが必要です。

ポイントは、了解を得る時に、
何も注文を言われないタイミングを選ぶという事です。

(ちなみ、ここでは機先を制する例を挙げましたが、
 逆に“時期を待つ”という選択肢もあります)


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『エッ、もう?! 年明けから消費税10%増税の風が吹き始める!』
『終の棲家の建て時は?』
『家づくりは“家族づくり”』


|  |-家の買い時はいつ? | 21:47 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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キュウリの収穫とよしず

スゴイ暑さですね!

本日はお休みをいただいていますが、
冷房のない部屋にいるので、
扇風機を回してますが、いやはや、暑い!


この暑さのおかげで、家庭菜は伸び放題!

家庭菜園


キュウリも実ったのですが、
実は、先日何者かにキュウリが盗られた模様。

家族みんなで心待ちにしていたキュウリが立て続けに2本、
無くなっていたのです。。。

そこで、こんな張り紙をしたら・・・

張り紙


本日、無事に収穫できました!

キュウリ


それにしても暑いので、
今年も玄関ポーチによしずを取り付けました。

玄関


西日がスゴイ玄関なのですが、
多少は和らぐでしょう。

では、本日はこれからFP向けの勉強会に行ってきます!


・・・このところ、更新がままならないので、
ちょっと手抜きっぽいですが、
こんな感じでも更新していきたいと思います(^^ゞ


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『おうちで収穫! ニョキニョキしいたけ』
『2016年家庭菜園 & 庭からビックリ玉手箱?!』
『夏に備えて、よしず&すだれを設置』


|  |-管理人の家と暮らし | 18:03 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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