マイホーム購入お悩み相談室 | 名古屋の住宅専門ファイナンシャルプランナーによる、後悔しないマイホーム実現法

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2016年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2017年01月

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今年もありがとうございました! ブログで振り返る2016年

年末年始休暇中の草野。

私用の年賀状作成や大掃除も一通り済み、
本日からは実家に帰省します。

今年は初めて神奈川県まで
家族そろって車で帰省してみます。

このために、8年落ちのカーナビの地図を
アップデートしました。

事前に調べたところ、順調にいけば5時間かからずに到着するようですが、
果たして渋滞に引っかかるか?


さてさて、今年もいろいろなことがありました。
毎年恒例、今年1年をブログで振り返ります!



 マイナス金利の影響大!
     住宅ローンの借換は今がチャンス?!(3月2日)



まずはコチラ、日銀のマイナス金利政策導入!

1月末に発表、2月中旬のマイナス金利導入以降、
住宅ローンの金利がさらに下がりました。

そのピークは8月で、フラット35が0.9%と1%を切りました!

フラット35Sなら当初5年・10年が0.6%。
とても全期間固定金利とは思えません。

住宅ローンの借り換えコンサルティングも
たくさんご依頼いただきました。



 ママ向け情報誌テニテオの記事を監修しました(4月15日)


2016年当初に掲げた3つの目標の一つが
「執筆活動への取り組み」。

おかげさまで、ママ向け情報誌「テニテオ」さんから
4月から3か月連続で原稿依頼があったほか、
オウチーノさんからも2回、“O-uccino タイムズ”
の原稿依頼をいただきました!



 イザという時の安心・プロサポート?!
      パソコン復旧しました(6月2日)



5月末。突然、仕事用パソコンが故障!
購入10カ月のことでした。

購入時に有料サポートを頼んでおいて正解でした!

ちなみに、10月には外付けのキーボードも壊れました。
なんだかパソコンやネットが壊れる草野です。トホホ・・・



 ヘルメットも上履きもOK!
    インスペクション用バッグ新調(7月12日)



今年は、インスペクションの小物が充実しました。

カメラツール入れ、そして7月、
念願のインスペクション用のバッグです。

このバッグ。各種小モノにシューズ、ヘルメットまで分別収納可能!
しかもお値段安く、草野的にはとっても大満足な逸品。

インスペクションの時には手放せません!



 公認ホームインスペクターの登録しました!(8月3日)


昨年試験に合格したホームインスペクター。
ようやく8月に登録完了しました!

それ以降、ホームインスペクターを名乗っています!

他にも、赤外線建物診断技能師の資格も取得しました。



 中日ビル建て替え?! 住宅相談センターはどうする?(10月27日)


以前から噂のあった、中日ビルの建替え。
ついに9月、正式に発表がありました。

解体まであと2年ほど。
その間に住宅相談センターもどこかに移転することになります。

今の時点では予定は未定。
住宅相談センターの明日はどっちだ?!



 CFP資格試験 残り2課目の結果発表?!(12月21日)


FP資格の最高峰、CFP。

3年かけて、ついに全6課目の試験に合格しました!
これが草野的に今年一番のトピックかもしれません。

といっても、正式にCFPの認定を受けるには
研修等を受ける必要があります。

晴れてCFPを名乗れるのは来春頃の予定です。


・・・といったところ。

実は、ブログには書きませんでしたが、
草野的にはもう一つトピックが。

それは親知らずを抜いたこと。

10数年悩まされた奥歯の痛み(というかかゆみ)から
ようやく解放されました。

抜く前は結構悩みましたが、抜いてよかった!


こうして振り返ってみても、いろいろあった2016年。

大勢の方からご相談いただき、大勢の方にお世話になりました。
ありがとうございました。!

2017年もよろしくお願いいたしますm(_ _)m


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『あけましておめでとうございます !& 2016年の目標』
『ご相談ありがとうございました! ブログで振り返る2015年』
『今年もお世話になりました! ブログで振り返る2014年』


| ◆当相談室&管理人紹介 | 09:04 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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終わり良ければすべて良し! 2016年最後のインスペクション

昨日は住宅相談センターの仕事納め。

午前中は社内で事務作業を行い、
夕方は新築のホームインスペクション(住宅診断)で
名古屋市内の現場に行ってきました。


基礎検査は通常60分から90分程度かかります。

お施主さんも立ち会って頂けるとのことでしたが、
寒い中現場でお待ちいただくのも大変。

「検査開始から1時間くらいずらしてお越しいただければ、
 ちょうどよいタイミングだと思います」
とお伝えしておきました。


が!

鉄筋の間隔はいうに呼ばず、かぶり厚ヤ配管回りの補強など、
とても丁寧に施工されています。

何個所か指摘は出ましたが、部材の無い一カ所を除き
全てその場で手直しいただきました。

で、時計を見たら、まだ検査開始予定時刻から
30分しか経っていません。うれしい誤算です。

10分ほど現場監督さんと雑談していたら、
お施主様の登場!

バッチリ検査&手直してもらった旨、ご報告しました。

今年最後の現場でこの出来、
終わり良ければすべて良し、ですね!

帰社後、検査の報告書をとりまとめ、
メールでお送りし、無事検査業務も完了しました。


そして今年最後の業務は、年賀状の発送です。

これまでコンサルティングをご依頼いただいた方や、
現在コンサルティング中のかた、約150名にお送りしました。

基本はパソコンで作成し、プリンターで印刷しましたが、
ひと言メッセージをお書きします。

ひと言とは言え、お名前を見ると
ご相談当時のことが思い出されます。

結局、全ての年賀状を書いて会社を出たのは
夜の11時を過ぎていました。

これにて本年の業務も完了となりました!


本日12月28日から1月4日まで
住宅相談センターは年末年始のお休みをいただきます。

と言いつつ、お急ぎの電話やメール連絡はお受けしており、
本日も数件お電話をしました。

当ブログもボチボチ更新する予定です。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『注文住宅のホームインスペクション 完成検査の所要時間は?』
『インスペクションご利用の豊田市K様のコメント』
『惜しい! あと釘一本!! 大手ハウスメーカーの上棟検査にて』



|  |-インスペクション事例 | 21:08 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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メルマガ「家づくりナビゲーション」vol.166発行

本日、住宅相談センターのメールマガジン
『家づくりナビゲーション』のVol.166を発行しました。


今号の“家づくり豆知識”は、司法書士・青山誠さんの
「親御さんの財産管理どうされてますか?」

『私の母親は70代半ばで、一人で車の運転をこなし元気に暮ら
 しております。しかし、いずれ体調を崩し、他人の手助けなし
 では生活が成り立たなくなる時期が到来します。これは私の親
 に限らず全ての方に言えることです。身体的な問題は医療・介
 護制度で補うことが出来ますが、財産管理についてはどうで
 しょうか? 現在の日本における財産管理は、ご本人様がお元
 気であれば問題なくご自身でなさればいいのですが、ケガ・ご
 病気等でご自身の意思が伝えられない状態になりますと、いわ
 ゆる「成年後見制度」を利用することになります』

『この制度は、ご本人様の身上監護、財産管理を家庭裁判所が選
 任した後見人によって行う制度ですが、非常に硬直的な制度で
 今までの家族の習慣(家族旅行、消費行動等)が制限され、ご
 家族のお気持ちとはズレが生じておりました。これからの季節
 でしたら、お年玉やお小遣いをあげることも制限されます。つ
 まり、成年後見制度は『ご本人様の財産を出来るだけ触らずそ
 のまま置いておく』的な視点で管理を行うことが目的です・・・』


そこで、どうすればよいのかを解説いただきました。


他にも、
 ・平成29年度税制改正大綱与党案 住宅・不動産関係の内容
 ・冬のライフプランセミナーのご案内
 ・住宅ローンコンサルティン料金改定のご案内
 ・ライフプラン通信2016年冬号 発行しました

といった記事があります。

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 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『メルマガ「家づくりナビゲーション」vol.165発行』
『メルマガ「家づくりナビゲーション」vol.164発行』
『メルマガ「家づくりナビゲーション」vol.163発行』


|  |-家づくりメルマガ | 18:19 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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土地のリスクをどう考えるか

昨日のご相談で、土地のリスクについてのお話が出ました。

土地に関するリスクを挙げてみると、
 ・水害・洪水(津波)
 ・地盤沈下
 ・地震による液状化

といったあたりが代表格。昨日のご相談でも話題に出ました。

できればこういったリスクの低い土地に住みたいものですよね。

リスクのことを考えて土地を探す人であれば、
「値段が安いから」と衝動的に買ってしまい、
後で「シマッタ!」なんてことにはなら無いでしょう。

ただ、リスクを考えるあまり怖くなってしまい、
土地が買えなくなった、なんてことが起こりかねません。


“リスクがゼロの土地”というのは、恐らく世界中探してもありません。

液状化のリスクが怖いので山間の土地を買ったら
がけ崩れの被害に遭ったとか、
先日の新潟の大火のような例もあります。

天災のリスクでなくとも、近隣にゴミ屋敷があったり、
騒音、振動、臭い、日陰、犯罪などのリスクもありますし、
公共交通機関や病院・商業施設が無くなるリスクなど
言い出したらキリがありません。

突き詰めて考えれば、最善の策は「持ち家など止めて
賃貸暮らしを続ける」ということになるかもしれません。
(究極のリスク対策は、地震大国の日本から脱出することかも?!)


これは極論ではありますが、賃貸暮らしにも
例えば老後の住処の心配といったリスクがあります。

このようにどんな選択をしたところで
メリットとデメリット(リスク)はついて回ります。

完璧な土地が無い以上、どのリスクならどの程度まで許容できるか
という、リスクに対する優先順位付けがポイントとなります。


“リスク”は日本語で言えば“危険性”になりますが、
“不確実性”とも言います。

危険が明白ならそもそも選ぶという選択肢はありませんが、
“危険な可能性もある”ために、判断が難しくなります。

例えば、海や川などの水辺に近い土地であれば、
一般的に地震による液状化が発生する可能性が高くなりますが、
かといって地震が起こったからと言って必ず液状化するとは限らないのです。

しっかり地盤調査をして地盤改良をすれば、
不動沈下のリスクは限りなく低くなりますし、
最近は液状化対策にもなる地盤改良方法もあります。


リスクをいたずらに怖がらず、リスクの程度と対策を知ったうえで、
あとは割り切るしかありません。

住む人によって何をリスクに思うかは違いますので、
ご家族でよく話し合うようにして下さい。

そうしないと、ご主人は気に入った土地でも奥さんが反対し、
いつまでたっても家を建てられませんヨ。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『土地の購入+注文住宅だと、住宅会社選びを急かされる?!』
『家や土地を決断すめるための3つのステップ』
『土地の購入前に地盤状況を確認する方法』



| ◆土地・不動産探し | 16:17 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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意外とアリ?! 20年固定金利という選択肢

昨日は住宅ローンのご相談がありました。

住宅ローン選びのご相談で一番多いのは、
変動金利、期間固定金利、全期間固定金利
3つある金利タイプの中からどれを選ぶか?というもの。

一般的には変動金利が多いのですが、
このところの低金利で全期間固定金利も増えており、
全期間固定にしようかな?というお話しも出ました。

が、そこに“20年固定金利”という選択肢もある
というお話しになりました。


フラット35の12月の金利が1.10%と、
ひと頃(今年の夏)よりは上がってきているものの、
相変わらず全期間固定金利は低水準が続いています。

民間の金融機関も同様で、
全期間固定が0.95%という商品もあります。

これだけ低金利ですから、安心を重視するなら
全期間固定で全く問題ありません。


ただ、実際に住宅ローンを返す段階になると、
繰り上げ返済をする人も少なくありません。

特に、当初の完済期間を定年後に設定している場合、
繰上返済を行い、定年退職までに住宅ローンを返し終えよう
というケースは少なくありません。

例えば定年退職が60歳で、
その後65歳まで再雇用されるという人の場合。

40歳で住宅ローンを組むにあたり、
70歳で完済するように30年返済で借りたとしても、
60歳か遅くても65歳までには完済したとします。

その場合、実質の返済期間は20年から25年となります。


20年固定金利というのは固定金利期間選択タイプの一種で、
返済当初20年間の金利は確定しており、21年目に
再度金利タイプを選び、その時点の水準に応じて金利が決まります。

つまり、21年目以降の金利上昇リスクがあるのですが、
繰上返済後の返済期間が20年から25年であれば
実質的に全期間固定と同様と言え、
金利上昇リスクもさほど高くないと言えます。

20年固定は全期間固定よりも固定期間が短い分、
全期間固定よりも金利は低くなります。

ですので、安心を求めるけれども、少しでも金利が低い方が良い
という人にとっては、有力な選択肢となり得るのです。


例えば、実際の数字で見てみます。

3000万円を元利均等・30年返済で借りる場合。
三菱UFJ信託銀行の12月の金利では、下記の金利となります。

 A:全期間固定 1.14%
 B:20年固定  0.94% ※21年目以降は変動金利 1.075%とする

すると返済総額は、
A:全期間固定の場合、
 30年で返済 → 約3544万円
 20年で返済 → 約3480万円
 ※21年目で一括繰上返済
B:20年固定の場合、
 30年で返済 → 約3452万円(▲92万円)
 20年で返済 → 約3390万円(▲90万円)

となります。


この差額は、20年固定と全期間固定の金利差が大きいほど
広がりますし(逆に金利差が小さいと差額も小さくなる)、
繰り上げ返済を行う時期が早ければもっと縮まります。

また、20年固定を選び、結局繰上返済行わないと
21年目以降の金利水準によっては、差額が逆転する可能性もあります。

あと、20年固定金利を扱っている
金融機関は少ないという点もデメリットではあります。


が、低金利の今だからできる借り方とも言えます。

住宅ローン選びの際に20年固定金利という選択肢を
入れてみてはいかがでしょうか?


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『住宅ローンの金利上昇 借りるまでのリスク、借りてからのリスク』
『住宅ローン減税を効果的に受けるには?』
『住宅ローンの見直し時期は?』



|  |-住宅ローン選び | 17:48 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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