マイホーム購入お悩み相談室 | 名古屋の住宅専門ファイナンシャルプランナーによる、後悔しないマイホーム実現法

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2016年08月 | ARCHIVE-SELECT | 2016年10月

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住宅ローン減税を効果的に受けるには?

昨日は住宅ローンのご相談が二組ありました。

その中で、住宅ローン減税を踏まえて
夫婦で住宅ローンを借りた方がよいのかとのご質問がありました。


住宅ローン減税というのは、
住宅ローンを組んで家を購入したり建築した場合に、
所得税や住民税金が戻ってくる(控除される)という制度。

ただし注意が必要なのは控除される額は人によって違います。

下記の図1の通り、
 1)所得税と住民税(一部)の納税額
 2)毎年末の住宅ローン残高の1%
 3)年間最大控除額(40万円もしくは50万円)

の3つのうち、一番低い金額が10年間控除されます。

▼▼図1▼▼
住宅ローン控除-1


ですので、図2のように1人では所得が低い場合・・・

▼▼図2▼▼
住宅ローン控除-2所得低

夫婦で住宅ローンを借りて所得を合算することで、
図3のように住宅ローン減税をより多く受けられるようになります。

▼▼図3▼▼
住宅ローン控除-3所得低・所得合算


ただし、図4のように借入額が低ければ・・・

▼▼図4▼▼
住宅ローン控除-4借入額低

いくら夫婦で住宅ローンを借りて所得を増やしても、
ローン残高が上限のままですので、控除額は増えません。


ここで挙げたのは一つの例に過ぎず、上記3つの金額によって
どのように住宅ローン減税が適用されるかが変わります。

他にも、所得が高い人は、敢えて自己資金を出さず
借入額を増やすことでより控除を受けられることもあります。

まさにケースバイケース

これから住宅ローンを組む方は、
自分たちの場合はどうなのかよく検討して下さい。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『頭金の額に迷ったら・・・』
『住宅ローンの借り換えメリットは人によって違います』
『住宅ローン控除の手続きはどうやる?』




|  |-住宅ローン選び | 20:43 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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メルマガ「家づくりナビゲーション」vol.157発行

本日、住宅相談センターのメールマガジン
『家づくりナビゲーション』のVol.157を発行しました。


巻頭は一級建築士・清島南さんの
「建て替えかリフォームか迷った時の考え方」

『新築から時間が経つにつれ、少しずつ手をかけてきた建物にも
 内外装材の劣化や設備機器の痛みなどが目立ってきます。大き
 な地震も起きていますし、毎日利用していた設備が故障したり
 すると、このまま手を入れて住み続けるのか、建て替えをする
 のか迷う時期が訪れます。建物に対する愛着、工事費用や施工
 業者に対しての不安などから、何から手をつけていいのかわか
 らないという相談をお受けすることが多くあります・・・』


ということで、どのように考えればよいのかを解説いただいています。


他にも、
 ・平成28年度都道府県地価調査発表
 ・日銀の金融政策変更の住宅ローンへの影響
 ・住まいづくりアカデミー 10月1日に中日ビルにて開講
 ・吹上ホール あいち住まいるフェアにて
          セミナー開講&住宅相談ブース出展
 ・新聞・テレビで住宅相談センター代表・吉田がコメント
 ・住宅相談センターのブログ 最近の記事から

といった記事があります。

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 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『メルマガ「家づくりナビゲーション」vol.156発行』
『メルマガ「家づくりナビゲーション」vol.155発行』
『メルマガ「家づくりナビゲーション」vol.154発行』


|  |-家づくりメルマガ | 16:53 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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テレビ・新聞からの取材続々! 中古住宅のホームインスペクション

本日9月23日付中日新聞の朝刊に、
「住宅診断で取引を促進」とのタイトルで
中古住宅のホームインスペクションについての記事が掲載されました。

宅建業法改正にホームインスペクションが
位置づけられたことやそれに対する業界の動き、
ホームインスペクションの概要などが紹介されています。

記事_160923

さらに、実際にインスペクションを行う立場として、
住宅相談センター代表・吉田貴彦のコメントも

「建築士でも現場経験が足りない人では
 適切な診断が難しい場合もある」

などと紹介されています。


実は先日、吉田は中古住宅の流通活性化について
あるテレビ局の取材も受けています。

だんだんと「ホームインスペクション」という
言葉をメディアで見る機会も増えてきました。

さらにホームインスペクションや中古住宅の流通が
普及していくことでしょう!


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『混乱気味の“ホームインスペクション”?!』
『ママ向け情報誌テニテオ7月号に“工務店で家を建てるメリット”掲載』
『中日新聞に住宅診断(ホームインスペクション)同行取材が掲載』



|  |-メディア掲載歴 | 21:02 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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FPも興味津々?! 中古住宅のホームインスペクション

昨日は、FP向けの勉強会にて講師をしました。
テーマは「住宅取得相談の実務」。

相手はプロのFPの方たちに対して、どんなお話をしよう?
住宅取得言っても幅が広いし・・・ と悩んだ結果。

「金利タイプとは」「住宅ローン減税とは」「住宅取得のための予算とは」と
いった基本的なことをお話ししてもつまらないのでは?と勝手に考え。。。

タイトル通り、ふだん草野が行っている実務を大公開しちゃいました!


住宅取得に流れに沿って
 1)会社紹介
 2)初期段階のご相談
 3)資金のご相談
 4)住宅会社選びのご相談
 5)ホームインスペクション
と、実際の相談事例を交えてお話ししました。

そして、最後に質疑応答を行ったところ・・・意外や意外!

半ばオマケのつもりでお話しした
ホームインスペクションについて質問が集中!

実務を行うFPの方々ばかりなので、
もっとFP的なことに質問が集まると思っていたのですが、
FPのことはもう十分ということだったのかもしれません。


ご質問の中心は、ホームインスペクションの中でも
国が力を入れている中古住宅のインスペクションについて。

FP的にはインスペクションを行い瑕疵担保保険をかけられれば、
税制優遇の対象が広がることから、興味も強かったのかもしれません。

以前、別のFP向け勉強会で中古住宅流通活性化についてのお話をしましたが、
しばらくは同じテーマのお話をしてもよさそうですね。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『中古住宅売買は売り手責任? それとも買い手責任?』
『ヘルメットも上履きもOK! インスペクション用バッグ新調(前編)』
『日々是研鑽! FPの継続教育研修会の講師をしてきました』



|  |-建築現場の注意点 | 21:51 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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台風と建築現場

昨日の台風16号もすごかったですね。

草野は、夜に住宅事業者向けの勉強会の予定でしたが、
あえなく中止。

さらに帰りの名鉄津島線が動かず、
遠回りして一宮経由で1時間かけて帰宅しました。

自宅前も雨のピーク時に道路が冠水していたとのことでした。
(帰宅時にはすでに水は引いていました)


それにしても、今年は台風がすごいですね。

今回の台風16号でもそうですが、
ホームインスペクション(住宅診断)の予定変更が多く、
1度ならず2度も変更となった現場がいくつもあります。

工程調整や雨仕舞など、現場の方の苦労も相当なものでしょう。


梅雨時や台風シーズンによくいただくご質問に
「工事中の現場が雨に濡れてしまったけれど、大丈夫でしょうか?」
というものがあります。

外壁やサッシが付くまでは、工事中の建物内に雨風が入りやすいので、
剥き出しの柱や梁などが大丈夫か気になることでしょう。

でも、雨に濡れないのに越したことはありませんが、
たいがいの木材は濡れたからと言ってダメという訳ではありません。

柱や梁などの木材にしても、もともと水分を含んでいますので、
一時的に濡れても、しっかり乾燥すればカビや腐れなどは発生しません。


ただ、しっかり乾く前に次の工程に進んでしまい、
湿気が籠ってしまうとトラブルのモトになりかねないので注意が必要です。

以前も、建売住宅購入後わずか1か月で床全体にカビが生えたという
お問合せがありましたが、原因は雨に濡れた床下地の乾燥不足でした。

合板は雨に濡れると糊が剥がれたり反ったりすることもあるので、要注意です。


台風の時は風も強いため、雨水が建築中の建物内に侵入しやすくなります。

気になる方は、木材がしっかり乾いているか確認するか、
現場監督に含水率計で木材の水分をチェックしてもらいましょう。

住宅相談センターでも上棟検査の際には含水率のチェックをしますが、
雨がちのじきだと含水率が上がることもあります。

もし含水率が多い時は、木材を乾かすように
(乾いてから次工程に進むように)に依頼しましょう。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『施工中の建物の上棟検査 1日2軒』
『雨漏れ・水漏れ時の対応方法と注意点』
『これは何する機械?! ホームインスペクション用機器導入!』



|  |-建築現場の注意点 | 17:06 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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