シミュレーションは怖い?! 客観的なキャッシュフロー表はどう作る?
キャッシュフロー表をご提出しました。
キャッシュフロー表とは家計の収支予測のこと。
住宅相談センターでは今後40年分の収入と支出をもとに、
金融資産がどのように推移するのかをはじめ
必要な教育費用や老後資金、保障額などをシミュレーションします。
あくまでシミュレーションですので、
サジ加減一つで良くも悪くも大きく変わります。
意図的に収入を上げて支出を抑えれば、
ガラッと収支が良くなったりもします。
以前ご相談にお越しになった方がお持ちになった
住宅会社が提携するファイナンシャルプランナーの
キャッシュフロー表を拝見したことがあります。
それは「全く問題なし」というもの。
でも、よく見ると専業主婦の奥様が
あらかじめパートに出ることになっていました。
収入が増えれば収支が良くなるのは当たり前のこと。
表面の結果だけを見ていたら、
安心して過大な予算をかけてしまったかもしれません。
シミュレーションの怖さですね。
今回ご相談いただいた方も、住宅会社から
ファイナンシャルプランナーを紹介しますと言われたそう。
でも、どこか信じられないということで、
住宅相談センターにお越しになったのでした。
住宅相談センター

恣意的に操作することはありません。
まずはデータそのままにシミュレーションを行い、
その結果をご相談者に提示し、改善方法をご相談者と協議します。
その上で再度シミュレーションを行います。
今回のご相談者の場合、
「もっと厳しく試算して欲しい」とのことでしたので、
そのように修正をしました。
厳しい結果を見るのは辛いものではありますが、
現実を知ることも大事なこと。
家づくりをお考えの人は当然、家づくりをお考えでない方も
一度キャッシュフロー表を作ることをお勧めします。
その際には、客観的にシミュレーションしてくれる
ファイナンシャルプランナーに依頼することをお勧めします。
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『家を建てたら生命保険の見直しを』
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| ◆マイホームの資金計画 | 17:24 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑