備えあれば憂い無し キャッシュフロー表は定期的な見直しを
キャッシュフロー表とは、
ご家族のライフプランに基づいて作成した、
いまから将来にわたっての家計の収支予測。
給与や年金といった収入と、
生活費や教育費といった支出のバランスを
実際の数字を積上げて算出します。
特に、人生の3大資金と言われる
「教育資金」「老後資金」「住宅資金」がうまく回れば、
家計が大きく問題になる可能性は低いと言えます。
逆にいうと、健全な家計かどうかは
実際にシミュレーションしてみないと何とも言えません。
ただ、このキャッシュフロー表、
あくまで現時点での予測に過ぎません。
予測するために、例えば物価の変動率や
給与の変動率などを設定しますし、
車の買い替えの時期や金額なども設定が可能です。
とは言えあくまで設定、予測ですので、
シミュレーションと実際とがズレる可能性はあります。
むしろ、家を建てる時期が早くなったとか、
予定していなかったお子様を授かった、
仕事への復帰時期が遅れたなど、
いろいろと当初の予定から変わることも多いでしょう。
というより、予定通りの人生なんかつまらない?!
ですので、キャッシュフロー表は一度作って終わりではなく、
何かご家族や家計に変化がある都度修正することをお勧めします。
昨日のご相談者も、もともと住宅取得のための
コンサルティングをご依頼いただき、
2年近く前にキャッシュフロー表を作成しました。
その後、無事に新居も購入し、
生活が落ち着いたところで家計の状況を再度確認したいと、
キャッシュフロー表の修正をご依頼いただいたのでした。
この間、家の購入だけでなく、お子様の誕生もあり、
そういった変化にプラス、預貯金の額など
実際とのズレを含めて修正しました。
備えあれば憂い無し。
家計の予測を立てておけば、
何か不測の事態が起こっても修正もたやすくなります。
予定通りの人生はつまらないかもしれませんが、
行き当たりバッタリの人生では目を瞑って外を歩くようなもの。
ぜひ、キャッシュフロー表を作成し、
定期的に修正することをお勧めします。
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『長引く不況に勝つために、キャッシュフロー表で家計の見直しを』
| ◆マイホームの資金計画 | 21:10 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑