こんな土地で値段交渉はご法度
いい土地を見つけようと思えば、
一般に出回る前の物件を押さえることが第一。
そのためには信頼できる不動産会社と仲良くなり、
地主さんに売却を働きかけてもらうなど、
レアな情報を優先的に回してもらえるようになるのが早道。
今回ご相談いただいた二組の方は、
しっかり実践なさっていました。
ただ、このようにレアな物件に的を絞る際に
知っておきたいのが、値段交渉が出来ないという点。
不動産の売買というのは、本来定価がないため
売主さんと買主さんとが交渉し合意すれば、
いくらで売買しても構いません。
すでに一般に出回っている物件で、
それも何ヶ月も売れ残っていれば、売主さんも
「買ってくれるなら値段を下げてもいい」
と言ってくれるもの。
でも、一般に情報が出回る前のレア物件であり、
それもこちらが欲しがるような好条件であり、
その上もともと売主さんに売る気があまり無いのですから・・・
もし「値引きして欲しい」とでも言おうものなら、
「だったら売りません」の一言で交渉も終わりでしょう。
以前お聞きしたケースで、
自宅の隣地を売ってもらえる話しになったので
「あれが悪い、これが悪い・・・」と言って
値引きを要求したら、結局断られたという人がいました。
それはそうです。売ってほしいのはこちらなのですから、
まずは頭を下げてお願いするしかないですよね。
「土地を買うときは値段交渉するもの」
と思い込んで、欲しい土地を逃さないようにして下さい。
これは金額だけでなく、引渡し時期など
他の条件にも当てはまりますヨ。
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『相場が分かるまで土地は買うな?!』
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『いま、建売住宅は値引き交渉のチャンス?!』
| ◆土地・不動産探し | 20:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑