マイホーム購入お悩み相談室 | 名古屋の住宅専門ファイナンシャルプランナーによる、後悔しないマイホーム実現法

1000組の家づくり・家計改善をサポートしてきた住宅専門ファイナンシャルプランナーが、初めて家を建てる人のために、後悔しないマイホーム実現法を大公開!

2013年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2014年01月

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

住宅取得時の“親ローン”の注意点

昨日、資金計画のご相談の中で、住宅ローンの代わりに
身内から借入をする場合のご質問がありました。


いわゆる“親ローン”は、金融機関から住宅ローンを
借りるよりも手数料等の費用が浮く分、費用的に有利。

利息をつけて返済すれば親にとってのメリットにもなるので、
子にとっては贈与を受けるのに比べれば頼みやすいとも言えます。

ただ、どうせ身内の貸し借りだからと口頭の約束だけで
済ませてしまったり、返済がルーズになってしまうと、
贈与税がかかることがあるので、注意が必要です。


では、税務署に贈与と看做されないために
どうすればよいかというと、しっかりとした書面を残し、
金銭のやりとりを記録することです。

書面は「借用書」や「金銭消費貸借契約書」などで、
特に決まった書式はありませんが、
下記の項目を押さえておきたいところ

 ・借入額
 ・返済期間・回数
 ・返済方法
 ・金利
 ・日付(契約日・借入日等)


その上で、貸主・借主双方の署名・捺印をし、
収入印紙を貼付のうえ割印をしておけば、大丈夫でしょう。


ただし、返済期間や金利などの条件によっては、
贈与と看做される可能性があります。

例えば金利がゼロだと一般的な利息との差額が贈与とされたり、
返済期間が100年など親の寿命を無視した設定だと、
返済の意思無しということで贈与とされることがあります。

まあ、社会通念上妥当な範囲内(一般の住宅ローンと同程度)の条件に
しておけば、それほど心配する必要はないと思われます。


金銭の流れは、銀行振り込みにすれば記録がはっきり残ります。

現金でのやり取りは、税務署などの第三者に証明しにくいので、
銀行振り込みにするのが無難でしょう。


というように、金融機関で住宅ローンを借りるほどではないにせよ、
お金を借りるにはそれなりの手間はかかります。

少なくとも、辞任した某知事のような
日付と金額と住所・氏名程度の借用書では、
税務署から突っ込みが入ったら、言い逃れは難しいでしょう。


それはともかく、親から住宅取得資金の支援を受ける際には、
贈与を受けたり、親自身が名義を持つ方法もあります。

親ローンでは住宅ローン控除は使えませんが、
子の所得や借入額によっては、
住宅ローンを借りた方がトクするケースもあり得ます。

ご自身や親御さんの状況を踏まえ、選択するようにしましょう。
その際は、税務署や税理士等の専門家にご相談下さい。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『住宅ローンを水増しして、車を買っちゃおう?! はNG!』
『借入額や返済期間・・・ 適正な住宅ローン選びのために』
『家づくりの資金援助を非課税にするには』


| ◆マイホームの資金計画 | 21:57 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

通風や採光が取れないとき・・・ 欄間はいかが?

昨日は、間取りのご相談が重なり、
“通風”“採光”について同じような話題が出ました。


風通しを良くするためには、
風の出入り口を2箇所作ることがセオリーですが、
間取りによっては難しいことも珍しくありません。

例えば、3つの部屋が並んでいる場合、
両端の2部屋は角部屋なので窓を2方向に取れますが、
真ん中の部屋は窓が1方向しか取れなかったりします。

また、面積の大きな家の場合、廊下が屋外に面せず、
日中でも陽が入らずに暗くなるということもあります。

そこでお話ししたのが、欄間(ランマ)


欄間とは、室内の壁の上のほう、
天井と鴨居の間に設ける横長の建具のこと。

昔の日本家屋でよく見られ、
格子や彫刻など凝った装飾を施されたものもあります。

▼▼草野家の欄間▼▼
欄間

開閉すれば、壁の上方で隣の部屋や廊下とつながるので、
部屋としての独立性は確保したいけれど、
通風・採光を取りたいというときに打ってつけです。


上記の写真のような、昔ながらの欄間の似合う住宅は
現代ではあまり無いでしょうが、
今風の住宅にも合う欄間は、市販品にもあります。

特に、壁の上に欄間を設けると構造的に制約が出ることもあるため、
下記の写真のように、ドアなどの建具の上に設けるのがお手軽。

▼▼ドアの上の欄間(LIXILさんのHPより)▼▼
建具の上の欄間


材質も選べるので、採光目的なら
ガラスやアクリル板などの透明な素材を使えば、
開閉しなくても採光がとれます。

開閉できるようにする場合でも、
中軸回転や引戸、格子状など、開閉方法も選べます。

通風・採光が気になる場所があったら、
検討材料に挙げることをお勧めします。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『平面図だけで間取りは分かりません。展開図も確認を』
『窓も適材適所 書斎の窓の考え方』
『間取りのチェック法 ~建具~』


|  |-間取りとデザイン | 21:05 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

建売と建築条件付土地と注文住宅

昨日は、土地購入からのご相談がありました。

土地がない場合、戸建住宅を考えるなら
 1)建売住宅・中古住宅の購入
 2)建築条件付の土地の購入
 3)土地購入+注文住宅

の3つの選択肢があります。

それぞれメリットとデメリットがあるため、
昨日はそのご説明をしました。


1番目の建売住宅や中古住宅の購入のメリットは、
なんと言っても手軽さ。すでに完成している建物があるので、
家を“つくる”というよりも“買う”という感覚です。

完成物件ですので、未完成の物件のように、
完成したらイメージが違ったということも起こりません。

価格も比較的安く、支払も手付金と残金だけと
住宅ローンを組む場合の資金計画も立てやすいと言えます。

その代わり、建売住宅は万人向けの間取りやデザインが多いため、
こだわりが強かったり条件が特殊だったりすると、
なかなか気に入った物件が見つからない可能性もあります。


2番目の建築条件付の土地の場合は、
建築前に契約できるため、
間取りやデザインの自由度が高いのが特徴。

ただし、建築する住宅会社が決まっており、
複数の住宅会社を比較することができません。

そのため、土地選びと同じくらい、
住宅会社選びが重要になります。


最後の土地購入+注文住宅は、
土地、建物それぞれを自由に選べるため、
こだわりの強い人に向いています。

ただ、自由度が高いということは
それだけ手間がかかり、費用も高くなりがち。

特に、支払が土地と建物と分かれ、
建物も分割払いが一般的なため、
住宅ローンを組む場合などは特に、
資金計画が重要となります。


いざ土地を探そうと思っても、
建売か建築条件付か、はたまた注文住宅かによって
探し方も予算の考え方も大きく変わります。

まずは、どの方向で行くのか決めることをお勧めします。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『不動産探しは、事前の準備が重要』
『土地と建物は別モノではない 土地と住宅会社は並行して探す』
『不動産系の住宅会社と建築系の住宅会社』


|  |-注文 vs 建売 | 12:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

“同僚が○○万円の家を買ったから”で予算を決めて大丈夫?

昨日、家計の収支予測(キャッシュフロー表)
ご相談者にお渡ししたときのこと、こんなお話しが出ました。

『会社の同僚が○○万円の家を買ったという話しを聞くのですが、
 私もそんなに高い家を購入して大丈夫なのでしょうか?』



この手の話しは、あるときは同僚から、
あるときは住宅会社からと、いろいろなところで出てきます。

『皆この金額を払っているから大丈夫』
と、住宅の予算を決める根拠にする方もいるでしょう。

確かに、会社の同僚、それも年齢が近ければ、
職業も同じ、年収もほぼ同じ、家族構成も似通っており、
その同僚の実績が自分たちの参考になると思われるかもしれません。

でも、どれだけ条件が同じように見えたとしても、
『同僚がこの金額で買ったから』
ということを根拠にするのは危険です。


例えば、奥様が働いているかそうでないかで収入も変わりますし
外食や遊びに行く頻度が違えば毎月の生活費も変わります。

ほかにも、独身時代にどれだけ貯蓄をしていたかや、
住宅取得にあたっての親御さんからの贈与資金の有無など、
家計の収支に影響を与えるものはいろいろ。

それらすべての条件が同じ人など、
世の中広しと言えども、そうそう身近にはいないでしょう。

ですから、同僚の年収や家族構成、年齢が同じであったとしても、
それだけでは自分の家計の収支が大丈夫と言い切れないのです。


日本人には、「赤信号、みんなで渡れば怖くない」的な
横並び意識が少なからずありますが、
家計というのは個々の家庭によって変わってくるもの。

特に、住宅という大きな買い物をする際には、
他所のことはいざ知らず、自分たちの家計はどうなるのか
シミュレーションすることをお勧めします。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『モチは餅屋 住宅取得専門のFP』
『借入額や返済期間・・・ 適正な住宅ローン選びのために』
『家づくりの前に、キャッシュフロー表で家計の点検を!』


| ◆マイホームの資金計画 | 10:28 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

ライフプラン通信 2013冬号発行!

住宅相談センターも運営に参画している
中日ビル「家計の総合相談センター」発行の
「ライフプラン通信」

家計の総合相談センターの専門家たちが、
保険や家計、年金、住宅、税金、相続など、
家計に役立つ最新制度や知識を解説しています。

年4回発行のライフプラン通信ですが、
このほど2013年冬号が完成しましたので、ご紹介します。

▼▼表紙▼▼
表紙


住宅については、不肖・草野の
『消費税造営の負担緩和措置“すまい給付金”』

▼▼住宅記事▼▼
住宅記事

すまい給付金の適用要件や注意点などを解説しています。


また、税金については税金相談センターの近藤峰廣先生による
『建物を増改築した時は、名義に注意』

▼▼税金記事▼▼
税金記事


他にも、

 『医療保険に入っていれば、がん保険への加入は必要ない?』
 『インデックスファンドの活用』
 『年金制度 26年4月に改正されること』
 『相続税税務調査の傾向』


▼▼専門記事▼▼
専門記事

といった専門記事のほか、来年2月に開講する
『冬のライフプランセミナー』のご案内、
『季節のレシピ』も載っています。


ライフプラン通信は、
家計の総合相談センター店頭配布にてお配りしているほか、
東海3県在住の方に無料でお送りしています。
郵送ご希望のかたは住宅相談センターまでお知らせ下さい。

   >>>ライフプラン通信のお問合せはコチラ


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『ライフプラン通信 2013秋号発行!』
『ライフプラン通信 2013夏号発行!』
『ライフプラン通信 2013春号発行!』


|  |-家づくりメルマガ | 20:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

PREV | PAGE-SELECT | NEXT