間取りのチェック法 ~建具~

検討中の間取りを拝見しながらアドバイスをしました。
セミナーでもお話しした通り、
家族構成や生活スタイルをお聞きしながら、
暮らしに合った間取りになっているかを、
下記の点を中心にチェックしていきます。
1)動線
2)通風
3)採光
4)収納
5)広さ
6)周囲との関係
例えば1の動線は、生活動線や家事動線が交錯しないか、
もしくは無駄が無いかを見たり、ドアなどの開き方や
建具の種類(引戸や開き戸)などを見ていきます。
今回のご相談でも、部屋に入口を追加して
設けるべきかかどうかとのお話しが出ました。
入口を設けるなら
・建具を付けるか
・付けるならどのタイプの建具にするか
・建具が開く向きをどの向きにするか
・大きさはどの程度にするのか
と話しが進んでいきます。
建具には空間を仕切る効果がありますが、
仕切りたいケースもあれば、必要な時だけ仕切る、
視覚的には仕切らずに音だけ遮断したいとか、
ニーズに合わせて様々な選択肢があります。
必要な時だけ仕切りたいのなら引戸が合っていますし、
音だけ遮断したいのなら、ガラスやポリカーボネートなどの
透過性のある材質の建具が合っています。
簡易に遮りたいのならロールカーテンという方法もあります。
建具一つとってもこれだけの検討要素があります。
間取り全体で見れば無数の組み合わせが出てきますので、
考えれば考えるほど迷いが生じることもあり得ます。
そんな時は、一度住宅相談センター

客観的な第三者の意見を聞くことで
冷静に間取りを見ることが出来るようになりますヨ。
▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『新居での暮らしをシミュレーションできる間取りのチェックシート』
『照明やスイッチ、コンセントはどこに付ける?』
『採光とプライバシーを両立する“ハイサイド・ライト”』
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