マイホーム購入お悩み相談室 | 名古屋の住宅専門ファイナンシャルプランナーによる、後悔しないマイホーム実現法

1000組の家づくり・家計改善をサポートしてきた住宅専門ファイナンシャルプランナーが、初めて家を建てる人のために、後悔しないマイホーム実現法を大公開!

2011年08月 | ARCHIVE-SELECT | 2011年10月

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大手の不動産会社が安心?

昨夜は、土地の購入が決まった方から、
土地の売買契約書の内容確認と住宅ローンのご相談がありました。


今回、土地を仲介するのは、大手の不動産会社。

事前に第三者に契約書類をチェックしてもらう旨を
ご相談者が不動産会社の担当者に伝えたところ

「ぜひチェックして、その結果を教えてください。
 私どもにとりましてもいい勉強になりますので」


と言われたそう。

なかなか前向きな担当者で、自信の程も垣間見えますが、
実際に書面を拝見したところ、かなりよく作りこまれており、
何点か指摘事項は出たものの、概ね問題はありませんでした。


・・・といったお話しをご相談者としていると、

「やっぱり大手の会社は違いますね・・・
 書類の密度も違いますし、何を質問しても、
 全て調べってあって返答がすぐにくるのですから」


とのお言葉が。

実は、このご相談者、今回の土地の前にも
契約に向けて検討していた土地がありました。
が、仲介した地場の不動産屋会社の対応が悪く、
契約が流れたのでした。

その時の経験から上記のお言葉が出たのでしょう。


地場の不動産会社であっても、
長年地元に密着して営業している優秀な会社もあります。

とはいえ、大手の不動産会社は、
取引の件数が多く、過去のトラブル事例の共有化が進み、
様々な注意書きのフォーマットが用意されているなど
組織としてチェックする仕組みが整っています。

対して地場の不動産会社の場合、
担当者のスキルに依存することが多くなります。
より安心感を求める人は、大手不動産会社の方が
ハズレが少ないと言ってもよいでしょう。

ただ、大手といえども担当者によって
スキルのばらつきはありますので、
大手というブランドで安心するのではなく、
やっぱり担当者を見極めたいところですね。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『不動産売買契約書は、事前にしっかり確認を』
『地場の不動産屋さんの良さ』
『不動産屋さんの選び方』

| ◆土地・不動産探し | 16:52 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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10月の家づくりイベントのお知らせ

すっかり朝晩も涼しくなり、
気がつけばもう10月! 秋本番ですね!

秋は家づくりのシーズンでもあり、
住宅会社では見学会などのイベントが目白押し!

住宅相談センターに寄せられた情報をご案内しますので、
家づくりをお考えの方、情報収集に、
また景気づけにぜひご参加くださいませ。



       10月6日(木)・16日(木) 栄・中日ビルにて開催
  ~ 建築家による家づくり個別相談会 ~


建築家が家づくりのご相談を承ります。間取り、施工のことなど、
何でもご相談ください。「建築家」とはどんな人たちなのか?
どんな仕事をしているのか?といったご質問も大歓迎です。

  ・日 時 10月 6日(木) 18:30~20:00 高木浩一建築設計室
        10月16日(日) 13:00~18:00 M-design建築設計工房
  ・会 場 中日コンサルティングプラザ
        名古屋市中区栄4-1-1 中日ビル6階
  ・主 催 住宅相談センター
  ・参加費 無料(予約制・1組60分)
  ・問合せ TEL 0120-756-365(なごむ 365日)

   >>>相談会のご案内はコチラ



   宝角建築アトリエよりお知らせ 10月8日・9日 開催!
 建築家で建てた家『西川の家』
          オープンハウス in 豊明市



中庭を介して子供室とLDKを配置し、LDKの南に庭をおきました。
中と外が一体となったような気持ちのいい平屋住宅ができました。
建築家と話をしながらゆっくりご覧ください。

  ・日 時 10月8日(土)・9日(日)10:00~17:00
  ・場 所 愛知県豊明市
  ・主 催 宝角建築アトリエ
        名古屋市名東区新宿2-15-3C
  ・問合せ TEL 052-734-9908
  ・参加費 無料(要予約)

   >>>オープンハウスのご案内はコチラ

宝角建築アトリエ_模型写真


   平成建設よりお知らせ 10月8日・9日開催!
南プロバンス風の平成の家 完成見学会 in 中村区


お客様のご好意により 中村区の高道町で完成見学会を行います。

南欧風の雰囲気を取り入れた外観や、
パイン材のフローリングを使用したインテリア、
玄関や廊下に配置された可愛いニッチなど、
細かいところにいたるまで、
様々な見所があるすまいになっています。

家創りを考えられている方、ご覧になると参考になりますよ。

  ・日 時 10月8日(土)・9日(日) 10:00~17:00
  ・場 所 名古屋市中村区高道町
  ・参加費 無料
  ・主 催 平成建設株式会社
        名古屋市中村区塩池町1丁目17-22
  ・問合せ 052-471-9541

   >>>完成見学会のご案内はコチラ

平成建設_パース


   オザキ建設よりお知らせ 10月15日開催!
  長期優良住宅の構造見学会 in 名古屋市緑区


長期優良住宅の構造見学会です!
「結露させない家づくり」「人にやさしい家づくり」
オザキの「価値を積む家」の構造をお見せします!

ヒノキの柱とスギの梁を使ったこちらの長期優良住宅は、
国からの120万円の補助を受けています。
ぜひ、価値を積む家の構造の部分をじっくりご覧ください!

お待ちしております♪

  ・日 時 10月15日(土)10:00~17:00
  ・場 所 名古屋市緑区鹿山
        カーナビは「新海池公園」がおススメ!
        新海池公園のある「池上台」交差点から東へ1本目の
        路地を南下。3本目の路地を東へ、角から2軒目です。        
  ・主 催 株式会社 オザキ建設
        名古屋市緑区平手南2-410(日曜・祝日・第2.4土曜定休)
        HP  http://www.ozakikensetu.co.jp/
        ブログ http://ameblo.jp/ozakikensetu/
  ・問合せ TEL 0120-449-039
  ・参加費 無料
  ・その他 構造見学会は足下が危ない所もあります。
       当日は動きやすい服装・履物でお越しください。

   >>>構造見学会のご案内はコチラ

オザキ建設_パース

| ◆セミナー・相談会情報 | 18:16 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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赤外線カメラで雨漏り診断

ホームインスペクション(住宅診断)は、
工事中の現場を検査するだけでなく、建売住宅や中古住宅など
完成している建物を検査することもよくあります。

そんな時、目視できる範囲で検査するだけでなく、各種機器を使って
目に見えない内部がどのようになっているかも検査します。

その一つが、サーモグラフィで建物を診断する
「赤外線カメラ」です。

▼▼赤外線カメラを使った検査風景▼▼
赤外線調査


熱伝導率の違いによる温度差がカメラのモニターに表示されるので、
住宅相談センターでも断熱材の施工状況などの検査で活躍しています。

新型インフルエンザが流行した際、
空港で海外からの旅行者の発熱状況を赤外線カメラで
調べている様子をご記憶の方もいると思います。

その赤外線カメラによる建物診断の資格として、
「赤外線建物診断技能師」という民間資格がスタート、
昨夜は、その資格制度を運営する社団法人
「街と暮らし環境再生機構」さんの説明会を聞いてきました。


赤外線カメラによる診断では、先述の通り断熱材の施工状況や、
雨漏り、外壁タイルの浮きや剥がれなどが分かります。

特に雨漏りについては、
これまでの検査では原因が特定できないこともありましたが、
赤外線カメラを使った検査では高確率で原因が分かるとのこと。

まず赤外線カメラで広範囲に建物を概観し、
赤外線カメラで異常な温度状況が見受けられる箇所を絞り込み、
重点的に検査することで、効率的に雨漏りの原因が特定できます。


このように威力を発揮する赤外線カメラですが、
ただ道具を揃えれば良いというものではありません。

赤外線、すなわち温度によって判断しますので、天候や敷地状況によって
データが変わるので、カメラの扱いを習熟しなければいけません。

さらに、得られた画像データをもとに原因を特定する際も、
データ解析の経験建物構造、建材の特性などの知識が無ければ
精度の高い診断ができず、便利な道具も宝の持ち腐れになります。

ここまで高度な技術は簡単にマスターできるものではなく、
ホームインスペクションのような“1次診断”ではなく、
より高度な診断を行う“2次診断”の範疇になると思われますが、
それだけのスキルを持った専門家を養成、技術支援するのが、
この「赤外線建物診断技能師」という資格制度なのです。


説明会では、赤外線カメラを使って雨漏りの原因を特定、
補修を行った事例がたくさん出てきましたが、
どれも興味深いものばかりで、最後に講師の方が仰った

「雨漏りの原因は、ひとことで言って“施工ミス”。
 特に“こんなものだろう”という既成概念に縛られた施工が、
 雨漏りの原因になっている」


という言葉が印象的でした。

現場の職人には経験があるものの、それが欠陥を生むこともあります。
その欠陥を予防するためにも、第三者によるホームインスペクションが
有効と言えるでしょう。

それだけにホームインスペクターは赤外線による調査も含めて、
様々なスキルが必要。草野も日々勉強です!


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『築35年の中古住宅のインスペクション』
『外壁のホームインスペクション』
『住宅を診断するホームインスペクター』

|  |-インスペクション事例 | 20:21 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ホームインスペクションを拒否してきた住宅会社

建築中の現場や建売・中古住宅の診断を行う
ホームインスペクション(住宅診断)

建築や法律など幅広い知識を持った専門家が、
住宅会社や不動産会社と利害関係を持たない
第3者として診断を行うことで、客観的なデータをもとに、
施主が安心して住宅を購入できるようになります。

実際にインスペクションを行うと、
1回あたり10か所程度の指摘事項がでることはザラ。

欠陥とか法律違反という重大な指摘事項はほとんどありませんが、
ちょっとした手直しで品質が向上することはよくあります・・・


ホームインスペクションについてこのように説明すると、
よくこんなご質問をいただきます。

「住宅会社や不動産会社は、インスペクションに入ることを
 嫌がったり、拒否したりしませんか?」


確かに、細かな指摘を受け、その対応をすることは
つくり手や売り手にとって手間のかかることではあります。

でも、住宅・不動産業界全体も変わってきており、
注文住宅や建売住宅・マンションでは
拒否されることは皆無に近く、むしろ、事業者からも

「これだけすみずみまでチェックしてもらえば、
 あとからクレームが出ることは無いですね」


と言われることも多くなっています。


が!!

最近、建売住宅のホームインスペクションに入ることを
住宅会社側から拒否されました。それも立て続けに2件!


実は、拒否してきたのは、同じ会社。

デザイン性にこだわり、一般の建売住宅よりも
ワンランク上の住宅を供給するということで
名古屋ではわりと名の知られた会社です。

たまたまその住宅会社の建売を購入される2組の方から、
別々にホームインスペクションの依頼をいただいたのですが、

「引渡し前の第三者の立ち会いは、
 会社の方針としてお受けしていない」


との連絡が、それぞれの依頼者に入りました。

数ヶ月前に、この住宅会社の建売をインスペクションした実績もあり、
その話を依頼者から住宅会社にしてもらったのですが、

「その時と今とでは方針が変わった。
 引き渡し後の検査なら構わないし、
 指摘事項が出れば、当社の規定に基づき手直しを行う」


の一点張り。


残金を支払って引渡しを受けた後の手直しを、
どれだけしっかり行ってくれるのか、
依頼者としては不安になるのも当然。

売買契約済みで、引渡しも目前に迫っている状況で
そんなことを言われても困りますし、
そもそもちゃんとした施工をしているのであれば、
堂々とオープンすればよいだけ。
何か後ろめたいことがあるのかと、勘ぐってしまいます。

住宅相談センターとしては、住宅会社側が拒否している以上、
無理やりインスペクションを行う訳にはいきませんが、
今後ホームインスペクションのご依頼があった際、
特にこの住宅会社の建物を購入しようという方へは、
今回のことをお話しすることになります。

ホームインスペクションに対する姿勢が、
住宅会社選びの判断材料になるかもしれませんね。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『中古住宅のインスペクションはどのタイミングで行う?』
『施工者も薦めるインスペクション』
『住宅を診断するホームインスペクター』

|  |-建築現場の注意点 | 17:31 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

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メルマガ『家づくりナビゲーション』vol.18発行

本日、住宅相談センターのメールマガジン
『家づくりナビゲーション』のVol.18を発行しました。


巻頭の“家づくり豆知識”は、コンサルタント・吉田貴彦の
「住宅ローン“フラット35”の真実」

人気の“フラット35”には、意外に知られていない事実があります。
その中から『1%の金利引き下げはいつまで有効?』
『フラット35の団体信用生命保険 = 機構団信』

の2点をご紹介しています。


次が、司法書士・清水勇一さんの
「不動産登記における持分割合について」

『新たに土地や建物を購入したり建物を新築した際に、
 複数の人で出資を行った場合、共有者の持分を決めて登記をする
 必要がありますが、持分割合の決定は『重要な問題』といえます。
 それは、出資をしていない人に持分を持たせてしまうと、
 贈与とみなされ、高額な贈与税が課せられてしまうことがあるからです』


そこで、どうすれば贈与税が非課税になるのかを
解説していただきました。


他にも、
 ・平成23年度都道府県地価調査 結果発表
 ・2世帯住宅の最新トレンドと選び方 イベント開催のご案内
 ・東海地方の家づくりイベント情報
 ・住宅相談センターのブログ 最近の記事から

といった記事があります。

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 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『メルマガ『家づくりナビゲーション』vol.17発行』
『メルマガ『家づくりナビゲーション』10号を迎えパワーアップ!』
『メルマガ「家づくりナビゲーション」創刊!』

|  |-家づくりメルマガ | 19:16 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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