マイホーム購入お悩み相談室 | 名古屋の住宅専門ファイナンシャルプランナーによる、後悔しないマイホーム実現法

1000組の家づくり・家計改善をサポートしてきた住宅専門ファイナンシャルプランナーが、初めて家を建てる人のために、後悔しないマイホーム実現法を大公開!

2010年02月 | ARCHIVE-SELECT | 2010年04月

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

安心してリフォームするための「リフォーム瑕疵保険」

こんにちは、草野です。

先週発表された「住宅リフォームに関する消費者支援策」
昨日は概要をご紹介しましたが、(昨日の記事はコチラ)
本日はその中身について見ていきたいと思います。

まず、リフォームを取巻く現状を国がどのように認識しているのか?
国土交通省のリーフレットには、以下のように表現されています。
(リーフレットのPDFはコチラ

 ○経験のない工事業者がリフォーム工事を請け負って、
   ずさんな工事を行う。
 ○本来必要のない工事が必要と言われて
   高額な工事費用が請求される。
 ○契約を結んでから追加工事が必要だと言われ、
   工事費用が大幅に増える。


確かに良く耳にする話しですよね。
こういったことへの対策として掲げられたのが
「リフォーム瑕疵保険」「リフォーム見積相談制度」
「弁護士等による無料の専門家相談制度」
の3つ。

まず、本日は「リフォーム瑕疵保険」から。

これはリフォーム工事に欠陥が見つかった場合の
修理費用をまかなうための保険
のこと。
新築でいう、昨年10月1日にスタートした
「瑕疵担保保険」と同じようなもの。

まだ発表段階のため詳しくは分からない部分もありますが、
現在発表されている資料や電話で確認できる範囲で
分かるメリットとして、次の3点が挙げられます。

メリットの1つ目が、あたり前ですが欠陥時の保証

もし工事後にリフォーム箇所に以下のようなトラブルがあった場合、
最大1000万円の保険金が支払われます。
日本住宅保証検査機構(JIO)の場合)

 1)構造耐力上主要な部分が基本的な耐力性能を
   満たさないこと(5年間)
 2)雨水の浸入を防止する部分が防水性能を
   満たさないこと(5年間)
 3)上記1と2以外の部分が社会通念上必要とされる性能を
   満たさないこと(1年間)


つまり、5年以内に家が傾いたり雨漏りがあったときや、
1年以内にそれ以外の問題が起こったときに保険金が支払われます。

この保険金は、もしリフォーム会社が倒産している場合には
保険会社から施主へ直接支払われるので、悪徳リフォーム会社に
手抜き工事をされ、その会社が倒産してしまっても安心と言う訳です。

メリットの2つ目が手抜き工事の防止

瑕疵保険は、工事後の万一のトラブルに備えるものですが、
そもそもトラブルが起こらないような工事を行なえば、
瑕疵が起こる可能性を抑えることができるはず。

そこで、リフォーム瑕疵保険への加入にあたっては、
建築士による現場の検査がセットとなっており、
リフォームに構造や防水が含まれている場合で工事中と完了時の2回、
構造や防水が含まれていない場合は完了時1回の検査が行なわれ、
工事が適切に行なわれているかのチェックが入ります。

メリットの3つ目が優良リフォーム会社の選別

リフォーム瑕疵保険制度では、リフォーム物件ごとの
保険加入に先立ち、まずは事業者の保険法人への登録が必要。

リフォーム工事の場合、500万円未満の場合、
建設業登録されていなくても工事を請け負うことが出来るため、
悪徳リフォーム会社の横行につながっています。

それに対し、リフォーム瑕疵保険制度では
保険法人が事前の事業者登録の際にリフォーム会社の審査を行い、
トラブルを起こしそうなリフォーム会社には登録させないので、
建設業登録されていなくても、保険の事業者登録の有無で
優良なリフォーム会社かそうでないかが分かる
ようになります。

以上、3つのメリットがあるリフォーム瑕疵保険。
瑕疵保険への加入が義務付けとなった新築とは違い、
リフォームの場合、加入は任意。また、保険への加入手続きは
リフォーム会社が行なうので、保険への加入をお考えの方は
契約前にリフォーム会社や保険法人へ確認した方がよいでしょう。

 ちなみに、この保険を取り扱うには国土交通省の認可が必要で、
 3月26日現在、この認可をとった保険法人は
 上記のJIO(日本住宅保証検査機構)のみとなっています。
 (JIOのホームページはコチラ

 でも、新築住宅の瑕疵担保保険を扱っている他の保険法人5社
 (住宅あんしん保証住宅保証機構たてもの
  ハウスジーメンハウスプラス)に草野が確認したところ、
 ほとんどの法人が近日中の保険取り扱いに向けて準備中とのことでした。
 (住宅あんしん保証のみ「未定」という回答)


それでは、次回は「リフォーム見積相談制度」と
「弁護士等による無料の専門家相談制度」を見ていきます。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『国の新政策「住宅リフォームに関する消費者支援策」発表』
『瑕疵担保履行法、本日スタート!』
『もしものときの第三者完成保証』

|  |-住宅の税金と法制度 | 15:06 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

国の新政策「住宅リフォームに関する消費者支援策」発表

こんにちは、草野です。

昨年の政権交代以降、新しい政策を打ち出す鳩山民主党政権
普天間基地移設問題など、右往左往している印象は否めませんね。
そんな影響で支持率も下降を続けています。

でも、住宅政策においては、あまりブレていないよう。

総選挙のマニフェスト「既存住宅の活用・改修と、そのための
記録管理・審査・診断などのシステム整備を推進する」
とあったように、
新築よりもリフォームを重視する姿勢が垣間見えていました。

それが、新年度を控えた先週、
「住宅リフォームに関する消費者支援策」として、
ついに具体的な施策が発表されました。

まずは前原国土交通大臣の言葉

「住宅については今、全体では世帯数よりも多い住宅供給が
 なされておりますので、新築を増やせ増やせでは
 もうこれは限界があると思っておりまして、
 新築もしっかり力を入れながら、これからはリフォームというものを
 大きなポイントとして力を入れていきたいと思っております」


冒頭で「新築も力を入れていきます」言い訳を言いつつも、
リフォームを重視する姿勢をはっきりと宣言しています。

そして、「リフォームのポイント」として、
「一つはエコ、二つ目は耐震、三つ目はバリアフリー」
の三点を挙げています。

そのための手段として設けられる制度が、次の3つ。
 1.リフォーム瑕疵保険
 2.リフォーム見積相談制度
 3.弁護士等による無料の専門家相談制度


これまで新築に比べると野放し状態だったリフォームに関して、
「消費者保護」という観点から考えらた制度です。

それではこれらの制度、一体どのようなものなのでしょう?
少し長くなりそうなので、続きは次回お届けします。

|  |-住宅の税金と法制度 | 14:17 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

知る人ぞ知る?! エコ住宅向け補助金

こんにちは、草野です。

住宅版エコポイントの申請も3月8日にスタート。
エコポイントは工事費用にも充てることが出来るので、
この機会に家づくりやリフォームをと
お考えの方もいらっしゃることと思います。

でも、実はエコ住宅の建築にあたっては、
エコポイント以外にもいろいろな補助金があります。
以前ご紹介した「太陽光発電」の補助金はご存知の方も多いですよね。
(太陽光発電助成金のご紹介記事はコチラ

さらに、あまり知られていませんが、
エコ住宅をお考えの方には
工事費用のおよそ1/3が支給されるという、
とっておきの補助金があります。

この補助金、高性能エアコンやヒートポンプ式床暖房、
エコキュートといったエコ機器が対象のほか、
新築だけでなく、窓や壁、床、天井など
既存住宅の断熱改修にも使うことができます。

この補助金、あまり知られていないのにはワケがあります。

事前の告知期間や補助金の申請期間があまり長くないので、
「気づいたときには締め切られていた」
なんてことのないようにしないといけません。

また、申請にあたっては、
一次エネルギーが25%削減できるという数値や
Q値(熱損失係数)の提示が求められるなど、
エコ住宅に関するノウハウも必要。

なので、「知る人ぞ知る」的な補助金なのです。

この補助金、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)を通して
交付されるのですが、例によってまだ詳細は発表されていません。
でも、例年4月に発表されて、5月に申請は締め切られてしまいます。

そこで、このお得な補助金を使ってみたいという方を対象に、
活用方法をコソッとお教えする「無料相談会」が開催されます。

主催は「人と地球にやさしい家」を掲げてエコ住宅、
さらにゼロエネルギー住宅に取り組んでいる葵建設さん

これまで多数のエコ住宅の実績を持っているので、
補助金や減税といった制度の活用方法はじめ、
高気密高断熱や熱交換型換気、自然エネルギーの活用など、
エコ住宅のあれこれを、個別にお聞きいただくことができます。

エコ住宅に興味をお持ちの方、ぜひ相談に行ってみるとよいですよ!


  ~ NEDO補助金 お得活用法!! 無料相談会 ~

 ・日 時 3月27・28日、4月3・4・10・11日
       10~16時(一組様1時間程度)
 ・会 場 名古屋市北区清水二丁目24番3号
 ・主 催 (株)葵建設(ホームページはコチラ
 ・参加費 無料(予約制)
 ・お申込 TEL052-915-7311(担当:岩塚慎子)
       ※受付時間9~18時(日祝休み)

   >>>相談会のご案内はコチラ



 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『長期優良住宅 補助金申請期間が延長』
『太陽光発電の新買取制度 本日スタート!』
『これだけある 充実の太陽光発電補助』


|  |-住宅の税金と法制度 | 21:09 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

名古屋市緑区が全国トップ5独占! 地価公示発表

こんにちは、草野です。

先週の土曜日、リブネット・プラスでは
「土地探しセミナー」を開催しました。
草野は別のお客様のコンサルティングがあったので、
このセミナー会場には行けなかったのですが、
9名の方にご参加いただきました。
セミナー風景

やっぱり土地探しは大変、皆さま熱心にお聞きいただき、
「今回は初級だったけれど、ぜひ中級のセミナーも受講したい」
という声を、複数いただきました。

そんな土地探し中の方にとって、土地の値段はとても気なるもの。
ちょうど先週、平成22年の地価公示が発表されました。
(国土交通省の発表はコチラ

地価公示というのは、土地取引の参考になるよう、
国土交通省の土地鑑定委員会が、毎年1月1日時点の標準的な
土地価格を判定したもの。毎年、この時期に発表されます。

平成21年は、上昇したのは27,863の全調査地点のうち23地点のみで、
名古屋を含めた3大都市圏で急落、地方圏も17年連続で下落でした。
(前回の調査結果のレポートはコチラ

平成22年はどうだったのかというと、
全国の住宅地・商業地の平均で▲4.6%と、前回の▲3.5%を上回る下落。
住宅地だけを見ると以下のようになります。(カッコ内は前回)

 全国平均  ▲4.2%(▲3.2%)
 三大都市圏 ▲4.5%(▲3.5%)
  東京圏  ▲4.9%(▲4.4%)
  大阪圏  ▲4.8%(▲2.0%)
  名古屋圏 ▲2.5%(▲2.8%)


こうしてみると、名古屋圏は全国的に見ると
比較的下落率は低くなっています。
「トヨタショック」があったとはいえ
モノづくりが盛んな土地柄ゆえか、
もともと堅実な県民性であまり地価も乱高下しないからでしょうか。

東海3県の住宅地は以下のとおり。
やはり全国平均よりも下落率は低いですね。

 愛知    ▲2.5%(▲2.9%)
 岐阜    ▲2.8%(▲1.3%)
 三重    ▲2.4%(▲2.0%)


東海地方で土地を探している人にとっては、
いささか期待外れな数字かもしれませんが、
あんまり地価が下がると、逆に「売り渋り」になって
いい土地が出にくくなることもあるので、
これくらいの下落率のほうがよいのかも知れませんね。

それはともかく、全国的な地価の下落傾向の中、地価が上昇したのは
全国27,410地点中たったの「7」。ナントひと桁です。
「土地の値段は上がる」という神話は、完全に過去のものですね。

さらに驚くべきは、この7地点のうちトップ5が名古屋市内
それも緑区内だったということ。

 1位 名古屋市緑区乗鞍1  +2.9%
 2位 名古屋市緑区徳重5  +2.3%
 3位 名古屋市緑区黒沢台4 +2.0%
 4位 名古屋市緑区ほら貝1 +1.4%
 5位 名古屋市緑区神沢1  +1.4%


これは、名古屋市緑区が地下鉄桜通線の延伸を控えているため。

来年3月、現在の終点の野並から徳重まで、
緑区を東西に横断するように4駅が開業する予定。
名古屋駅まで乗り換え無しで行けるようになります。
(桜通線延伸に関する名古屋市交通局のHP

さらに、緑区を南北に縦断するように
国道302号と東名阪道も平成22年度に供用予定。
(国道302号に関する愛知国道事務所のHP
このエリアの利便性は飛躍的にアップします。

今回の地価公示の発表を見た方からは、
「徳重周辺で探していたが、もう手が届かなくなってしまう?」
との問合せがありましたが、残念ながら、
この地域の地価はまだまだ上がるのでしょう。
立地がよくなれば地価も上がるという格好の事例と言えますね。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『土地の値段のつき方』
『平成21年度都道府県地価調査』
『平成21年地価公示』

| ◆土地・不動産探し | 20:14 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

家族が集う『「闇」と「間」の住宅』 竣工1年

こんにちは、草野です。

『「闇」と「間」の住宅』としてご紹介した大垣市のSさま邸。
お引渡ししたのは昨年の3月でした。(お引渡しの様子はコチラ)

それから1年が経ち、本日は1年点検
「穴蔵のような空間と明るく開放感のある空間が、
 一つの建物の中に矛盾なくある家」

がどのようになっているのか、興味津々お伺いしてきました。

黄砂が舞った昨日とはうって変わり
青空の下に佇む『「闇」と「間」の住宅』は、
外壁の白色部は多少汚れがあるものの、黒色部は汚れも分からず、
外塀やデッキ、縦格子などの木部の退色も気にならず、
竣工時と変わらない様子でした。
正面外観

でも、玄関アプローチに置かれた植木で、
ご家族が暮らしていることが分かります。
玄関アプローチ

点検に来た建築家・空間工房 用舎行蔵の村西さん、
工務店・Woodnoteの岩田さんと一緒に中に入ると、
リビングには引渡し後お生まれになったご長男のベビーベッドが!
すっかり建物と馴染んだ暮らし振りが伺えます。

わずか3畳の広さで、
天窓から射し込む光が印象的な「漆黒の間」は、
今のところ奥様とお子様の寝場所になっているそう。
3畳ほどとはいえ、横になってしまえば狭さは気にならず、
むしろ洞窟のようで落着いて寝ることができるよう。

お嬢さまのお気に入りの場所は、ナント「階段」
鉄骨製のスケルトン階段で蹴込み板が無いので、
蹴込み部分に足を入れて座ると、
一段上の段板がちょうど机代わりになって、
そこでお絵かきをするのでした。

隣にあるご主人のご実家とも頻繁に行き来をなさっているそう。
行き来するための通路を庭の脇に作ってあったのですが、
より便利なようにと、お父さまが勝手口の正面にも
通路を新設なさっていました。

この冬は雪が何度か積もったそうですが、
床暖房のおかげか寒さは気にならなかったそう。
その代わり、夏の西日は予想以上に厳しかったそうで、
今度の夏の対策をどうしようかといったご相談も。

実はこのSさま邸、雑誌にも何度か登場していたのでした。

新しいのはちょうど3月20日に発売の
「月刊ハウジング」(リクルート)5月号ですが、
同じく月刊ハウジングの昨年10月号には、
「家族の集い場がある家」という特集に、
「読書、会話、遊び、憩いの場に大活躍。
 リビングの大型本棚が家族の絆を結ぶ」

と題してフルカラー4ページで紹介されています。
月間ハウジング1

そこには、家族が集う工夫として
 1)1000冊収納可能な大型本棚をリビングに造作
 2)1階が見渡せる対面式オープンキッチンで
  リビングやダイニングの家族とらくらく交流
 3)ダイニングにはデッドスペースを利用した
  家族共有のスタディコーナーも設置
 4)中庭に面したデッキはLDにそのまま入れる便利空間
 5)居心地のよさも家族の集いをスムーズに

の5つが紹介されています。
月間ハウジング2

こんな工夫のおかげか、和やかな雰囲気のSさまご家族。
お土産には美味しいお饅頭までいただき、
ほんわかムードのおすそ分けをいただいた気分で
帰路についた草野でした。

2階テラスより

 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『『「闇」と「間」の住宅』竣工に寄せて』
『「静寂の中、しばし光がもたらす陰影を愉しむ」』
『『「闇」と「間」の住宅』竣工しました!』


|  |-相談事例 | 18:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

PREV | PAGE-SELECT | NEXT