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間口5mの建築家住宅 愛知まちなみ建築賞表彰式!

こんにちは、草野です。

「間口5mの建築家住宅」としてご紹介してきた名古屋市千種区Mさま邸

「M-HOUSE」の名で「第17回愛知まちなみ建築賞」を受賞したことは
先月の当ブログにてご紹介しましたが、本日はその表彰式
草野も晴れの姿を見に、愛知県芸術文化センターまで行ってきました。

受付で式次第などともらったのが、こちらの「表彰作品集」
作品集

他の6つの受賞作品とともに、
Mさま邸はまるまる1ページ紹介されているほか、
表紙にも1枚写真が使われています。
紹介ページ

会場に入ると受賞作品7点がパネル展示されています。
表彰作品

そして表彰式が始まり、主催者の挨拶に続き、賞の授与です。
舞台には建築主、設計者、施工者が並び、順に表彰状を受け取ります。
この写真はMさまが表彰状を授与されるところで、
舞台右手には建築家のD.I.G Architectsの吉村昭範さんと吉村真基さん、
そして工務店の水野工務店さんが並んでいます。
表彰風景

表彰状のほかに、建築主には陶芸家・水野教雄さん作の
織り込み技法による記念銘版も授与されます。
記念銘版

賞の授与の後は、設計者による各作品の紹介です。
作品紹介

吉村昭範さんによる「M-HOUSE」の紹介は、
立地や敷地環境の説明から入り、
ダイアグラムによるコンセプトの説明や、
竣工写真の披露となりました。
ダイアグラム1

ダイアグラム2

作品紹介を受けて、選考委員から各作品の講評がありましたが、
「M-HOUSE」には選考委員長の有賀隆早稲田大学教授から
次のような講評がありました。(草野による抄訳です)
講評

「場所との対話がよく出来た事例だ。
 設計者からは、隣接住宅からの圧迫感への対処など
 機能性に関する説明が中心だったが、こんな家で子ども暮らしたら、
 きっと豊かに育つような住宅だと感じた。
 都市に開かれた、都市ならではの暮らしが出来る住宅だ」


さらに、

 「これを店舗ではなく住宅で提案したところがスゴイ。
  よくぞ提案してくれたと拍手を贈りたい」


と締めくくられ、草野の贔屓目かもしれませが、
有賀教授の言葉には「M-HOUSE」に対する熱意を感じました。

表彰式に先立ち会場でMさまとお話しましたが、今朝、奥さまとは
「吉村さんと設計契約を結んだり、
 吉村さんの事務所で工事の請負契約をしたときには、
 こんな賞をもらえることになるなんて、思ってもいなかった」

との会話を交わしたそう。また、表彰式が終わった後には
「話しに聞くことはあったが、自分がこんな舞台に立つとは思わなかった」
とも仰っていました。

賞というのは狙って取れるものではなく、
いい家づくりが出来た結果「贈られる」ものです。
それだけいい家づくりが出来たということなのでしょうね!
受賞、おめでとうございました!


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『間口5mの建築家住宅 愛知まちなみ建築賞受賞!!』
『間口5mの建築家住宅、お引渡しを迎えました』
『こだわりを産み出す施主と建築家の相性』

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