素の姿が見える、自宅での打合せ
よくお客さまから、コンサルティングはどこで行うのですか?
と質問されることがあります。
オフィスまでお客さまにお越しいただいてということも多いのですが、
土地が見つかれば先日ご紹介したように現地を見に行ったり、
建築工事が始まれば現場に行ったりといろいろですが、
昨日は、午前中はお引渡しの現場へ、
午後はお客さまのご自宅へとお伺いしました。
午後にお会いしたKさまご夫妻は、建築家との家づくりをお考え。
すでにリブネットからご紹介した建築家と何回か打合せを重ねているので、
昨日はその後の経過と今後についてお話しをしました。
Kさま、特に奥さまは建築家と家づくりをしたいとお考えだけに、
インテリアや家具、雑貨にもなかなかのこだわりがあります。
これまではオフィスや建築家の事務所での打合せだったので
草野は初めてご自宅にお伺いしたのですが、実に見どころたっぷり!
まずご案内いただいたのが、
無垢の木を使った円形のダイニングテーブル。
無垢の手触りと円形の天板がいい味出してます!
その脇にある年代モノの木製キャビネットは、
アンティークショップで購入したもの。
ちょうど店舗の移転時期だったため、
2~3万円ほどの格安で入手されたのだそう。
(このキャビネット、草野が見つけても絶対“買い”です)
また、キッチンカウンターには、かわいらしい木の器が。
これはお嬢様のおままごと道具だそう。
通販でお値打ちに購入されたそうですが、
さりげなく置かれた様が絵になります。
さらにリビングスペースには、
立派なおままごとキッチンが鎮座しています。
聞くとホームセンターで材料を買ってきて、
ご主人さまとお父さまがご自身で製作されたそう。
ちゃんとシンクやレンジもついていて、実に本格的!
草野も、下の子がもう少し大きくなったら、
こんなキッチンを作ってあげたいですね(^^)
・・・と、草野の趣味にピッタリとハマってしまい、
コンサルティングそっちのけで、部屋中見回してしまいました。
(写真を撮らせてもらえばよかった(^^ゞ)
でも、決して個人的な趣味に走って、コンサルティングを
おろそかにしていたわけではありません。
こういった趣味志向を把握するのもコンサルティングのうち。
ご自宅で家づくりのお話しをするというのも、
家具やインテリア、さらには暮らしぶりから、
そのご家族の姿が良く見えてくるから。
Kさまの「カントリー調など、木が好き」というお言葉が、
実感として伝わってきました。
皆さまも家づくりを進めていると、いろいろな場所で打合せを
することになりますが、必ずご自宅で打合せをする場面が出てきます。
そんなときは、無理に部屋をきれいにしようとはせず、
普段どおりのままでいた方が、ご家族の“素”の姿が見えて、
実のある打合せが出来ると思いますよ。
P.S.
ひと通りお話しが終わっていざ席を立っても、
それまで座っていた椅子の話になったり、
キッチン脇を通ったときにはかわいいミキサーを見つけたりと、
最後の最後までおしゃれなグッズに引っかかってしまいました(^^ゞ
| ◆家づくりの知恵袋 | 18:06 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑