図面・見積チェックは念入りに!
昨日・今日とホントに暖かいですね~。
思わずコートを脱ぎ捨てて、身軽に出勤しました。
さて、本日コンサルティングにお越しいただいたのは、
まもなく工務店と工事請負契約締結するKさま。
契約関係書類の内容についてです。
事前に契約書・約款、図面、見積を送っていただいており
内容を拝見していたので、本日はその確認結果をお伝えしました。
契約書においては、工期や金額、支払方法、保証、
その他約款の内容を確認し、支払方法について
一言アドバイスさせていただきました。
また、図面と見積のチェックも行いましたが、
ここでは、指摘事項が何点かありました。
図面と見積で記載内容が違っていたり、数量の拾い違い、
項目の二重計上などですが、ほとんどが打合せの過程で
内容を変更した際の訂正漏れによるものでした。
でも、契約にあたっては見積と図面も添付されます。
そこに齟齬があると、のちのち困ったことになりかねません。
例えば、トイレが2箇所しかないのに、
便器がなぜか3個も見積に計上されていました。
これは、当初タンク付の便器2個だったのを、
うち一つをタンクレスに変更した際の名残(?!)。
タンク付便器1つを見積から消し忘れていたのでした。
これは項目が削除できますので、金額も下がります。
と、重箱のスミをつつくようなイヤらしいミスを指摘しましたが、
莫大な項目の中から見つかったのはわずか数点。
Kさまの場合は、工務店と初めてお会いいただいてからここまで約3ヶ月。
とてもスムーズに打合せが進んでいたと言っても、
図面の変更を何回か行っています。その際、人間の行うことなので、
いくつか訂正漏れが出てしまうのも仕方のないところ。
と、工務店さんのフォローもしてコンサルティング終了となりました。
でも、打合せが長期間になり、何度も図面の変更を重ねたような場合は要注意!
念入りにチェックをしないと見落としがあるかもしれませんよ。
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