こんにちは、草野です。
本日は、愛知県弥富市役所までお客さまの敷地の法規確認に行った後、
ちょっと足を伸ばして三重県桑名市にある
リブネット提携工務店、
諸戸アイサン住拓さんにお邪魔してきました。
この諸戸アイサン住拓さん、地元の木にとことんこだわる工務店さんで、
自社で持っている山にお施主さんを山にお連れして、
チェーンソーで木を切ってもらったり、家具製作を体験してもらったり、
使用する材料を選んでもらったり、自然そのものに触れてもらったりと、
まずはお施主さんに木や自然をよく知ってもらうところから
家づくりをスタートしてもらっています。
本日も、いつもリブネットとお付合いいただいている
上岡さんとお会いしましたが、
「ちゃんと木に聞いて建てられた日本の家は、
本来とても頑丈なもの。木に逆らってはダメ」
「樹齢何百年という木は、人間の何倍も生きている。
その人生の先輩が過ごした時を受け止め、
木に気を入れて仕事しないといけない」
「人間の能力なんて知れている。木や土の恵みに感謝し、
学ばないといけない。そうしていると穏やかな気持ちになれる」などなど、興味深いお話をお聞きしました。
この言葉どおり、諸戸アイサン住拓さんが手がける住宅は、
全て無垢材を使い、天井に和紙を貼り、建具もすべてオーダー品。
ちょうど拝見したモデルハウスでは、
玄関の上り框に無垢の立派なトチの木をを使ったり(土間はタタキです)、

ヒノキの一枚ものの板を使った座卓があったりと、
(山の倉庫で好きな板を選んで、安価に作ってもらえるそうです)

無垢材にこだわる人にとっては、ヨダレの出そうな住宅です。
上岡さん曰く「小さな子供をこの家に連れてくると、反応が違うよ!
本能でホンモノが分かるんだ」だそう。
ほかにも、地元の木を大切にするという点で
間伐材を使った家具なども扱っています。
「家というのは癒しの場。自分の納得できるよう、
じっくり見て触れて家づくりを進めて欲しい」との言葉どおりOB施主さんの満足度も高く、
先週行われた花火大会には、106名もの方々が集まったそう。
お施主さんには、工事で出た端材を使って、
ちょっとした記念の品をプレゼントしているそうです。
(上岡さんが筆を取ります。達筆ですね!)

木への愛情溢れる工務店さんですので、
木にこだわりのある方、必見ですよ!
P.S.
お土産に、榊の枝を使った「感謝」の置物と、
樹齢40年ほどの杉を使った「椅子」を頂戴しました!
