マイホーム購入お悩み相談室 | 名古屋の住宅専門ファイナンシャルプランナーによる、後悔しないマイホーム実現法

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市営住宅の相談はどちら?!

本日、事務所でデスクワークをしていたら。

中日ビル・地下1階の家計の総合相談センターの
受付から、こんな内線電話が入りました。

「ご予約なしで、住宅のご相談をしたいという方が
 いらっしゃいました。よろしいですか?」


ということで、急いで相談カウンターへ向かい、
ご相談者からお話しをお聞きしたら、こんなおご質問が。

「市営住宅の申込はどうすればよいのでしょうか?」


住宅相談センターは賃貸住宅の仲介はしていませんし、
まして民間会社ですから市営住宅の受付もやっていません。

でも、市営住宅についてだったり、賃貸住宅についてだったり、
こういったご相談、時々あるのですよね。

“住宅相談センター”という社名からか、
公的機関と思って問合せする方もいるようで。。。


こういうとき、お電話での問合せだと率直に
市営住宅のことは管轄外で、名古屋市役所の窓口に
行ってください、とお伝えするしかありません。

でも、わざわざ中日ビルまでお越しいただいていると、
“門前払い”というのも申し訳ありません。

そこで本日もそうでしたが、
市営住宅の受付窓口まで一緒にご案内しました。


こんな暑い中、わざわざ案内したの?!
と思われる方もいるかもしれません。

が、ここは名古屋のど真ん中、栄の中日ビル。
地の利はバツグン。

中日ビルから直結している地下街を歩くこと30秒ほど、
地下街の一角に見えてくるのが“住まいの窓口”

ここは、名古屋市、名古屋市住宅供給公社、愛知県住宅供給公社、
独立行政法人都市再生機構がそれぞれにコーナーを設け、
住まいに関する相談や公的賃貸住宅等への入居に関する相談、
情報提供を行っている場所なのです。

当然、市営住宅の受付もしているという訳です。


“住まいの窓口”“住宅相談センター”

何となく似た感じの名前です。
間違えてご相談にくるのも分かります。

でも、住宅相談センターは、主に不動産の売買や
注文住宅の建築にまつわるご相談が中心。

市営住宅のご相談は、住まいの窓口へどうぞ!

   >>>栄市民サービスコーナー『住まいの窓口』HP


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『住宅相談センターの評価は?! ご相談者からのアンケート公開!』
『家づくりにまつわるワンストップ相談カウンター』
『中日ビル1階に住宅相談センター新店舗オープン!』


|  |-賃貸 vs 持ち家 | 19:45 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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持家と賃貸 どっちがいい?

本日は3組のご相談がありました。

その中で、「持家と賃貸暮らしで、
どれくらい費用が変わるのか?」
とのお話しが出ました。

このテーマ、ときどきテレビや雑誌などでも、
喧々諤々議論されているのを見かけますね。


今回のご相談にあたって、
実際に家計の収支シミュレーション(キャッシュフロー表)
にて比較してみました。

マンションを購入or賃貸した場合ということで、下記を計上します。

 持家:購入費用、住宅ローンの利息、駐車場代、管理費、修繕積立金
     固定資産税、将来のリフォーム代、火災保険
 賃貸:家賃、駐車場代、共益費、火災保険


その結果はというと・・・

持家と賃貸、損得はあまり変わりません!

ローン返済額と家賃を揃え、
購入した不動産も資産として加えると、
生涯の収支にあまり差はなくなります。


ただ、留意すべきは、持家と同じグレードの賃貸を借りようと思うと、
住宅ローンの返済額=家賃では済まない点。

例えば、毎月の住宅ローンの返済額が10万円の
分譲マンションと同じ程度の広さの賃貸マンションを借りようとすれば、
家賃は15万円、もしくは20万円以上する可能性があります。

もし家賃の額が上がれば、収支は当然悪くなります。


実際のところは、そのエリアの地価や家賃相場によって変わりますが、
住まいにこだわりがあるのであれば、
賃貸よりも持家の方がよいと言えるかもしれません。

また、持家の場合、定年までに住宅ローンを完済していれば、
老後の住宅に対する不安はとても軽くなります。

ただ、持家の場合は住宅ローンの返済が負担となったり、
住む場所に対する自由度が格段に低くなってしまいます。

そういう点で、おカネの損得よりも
どんな暮らし方をしたいかで、
住まいのカタチを考えることをおススメします。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『戸建とマンション 維持費用はこんなに違う?!』
『建売と注文、建築条件付・・・ 家のカタチをどうやって選ぶ?』
『持ち家は“拘束”、賃貸は“自由”?!』


|  |-賃貸 vs 持ち家 | 20:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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持ち家は“拘束”、賃貸は“自由”?!

昨日は「持ち家と賃貸どちらがよいの?」
というお話しが重なりました。


ひと組は「家づくりは数年後で、まだ漠然としているのですが、
ご相談にお伺いしてもよいでしょうか」
というご相談。

本当に漠然としていたので、
住まい方にはどのような選択肢があるのかということを、
単に土地を買って注文住宅を建てるというだけでなく、
建売や中古、マンション、さらには賃貸暮しなど、
暮らし方にも様々なスタイルがあることをお話ししました。


そしてもうひと組はお電話でのお問い合わせで、
その中で、持ち家と賃貸住宅を評して、こんな言葉が出ました。

「“拘束”と“自由”、どちらを取るか」

なかなか含蓄に富んだお言葉。


持ち家は、老後の住まいを確保できるという安心感はあるものの、
住宅ローンと借金を背負い、住む場所が限定され、
それらを含めた精神的負担も含めて“拘束”ということなのでしょう。

対して賃貸住宅は、老後の住まいの不安はあるものの、
それと引き換えに住宅ローンの負担もなく、
住み家を移れるなど、“自由”があるというのも事実。


少子高齢化・デフレ社会の中で、敢えて借金を背負って
家を持つことに不安を感じる人も増えています。

高度経済成長時代のように、不動産を持っているだけで値上がりし、
資産形成できるというのはすでに過去の話。
双六のように、最後は土地付き一戸建てという価値観は通用しません。

持ち家も賃貸も、メリット・デメリットがあります。
家づくりをする際には、先入観に囚われずに、自分たちに
合っているのは何なのかをよく考えてみる必要がありますね。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『住まい方・暮らし方の考え方』
『敢えて賃貸暮らしという選択肢』
『持ち家と賃貸住宅、どちらがおトク?』

|  |-賃貸 vs 持ち家 | 17:26 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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敢えて賃貸暮らしという選択肢

最近、同じようなご相談が重なることがよくあります。
昨日のご相談は二組でしたが、
お二組ともマンションの購入についてでした。


ひと口にマンションの購入といっても、
いろいろな考え方があります。

お一組はマンション購入に向けて資金を貯め、
終の棲家をご購入とのことでしたが、
もうお一組は、住宅の購入について
まだ漠然としていらっしゃるところ。

というより、持ち家にこだわらず、
賃貸暮らしでもよいのでは、とお考え。


持ち家だとローンの負担が大きくなり、
ローンの返済に追われる暮らしになりがちですし、
その負担感もけっこうなストレスになります。

このご相談者も、
「住宅ローンを組んで家を買った知人がたくさんいますが、
 見ていると、ローンの返済で大変そうなんですよね」

と仰っています。

なので、家を買うにしても、
資金を抑えられる中古のマンションで充分だし、
賃貸暮らしでもよいだろうとお考えなのでした。


これも一つの考え方。

持ち家は資産になるという安心感がありますが、
賃貸住まいも、費用的な負担以外に、
事由に住処を変えられる自由さもあります。

住まいよりも暮らしや趣味にお金をかけたい人、
休みの日には外出することが多い人、転勤の多い人、
家族構成の変化に合わせて住まいを変えたい人、
定年後は田舎や海外暮らしをしたい人などは、
敢えて賃貸暮らしという選択肢もあります。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『持ち家と賃貸住宅、どちらがおトク?』
『選択肢を狭めない家づくりの進め方』
『家づくりのタイミング 「家を建てない」という選択肢』

|  |-賃貸 vs 持ち家 | 20:58 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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持ち家と賃貸住宅、どちらがおトク?

本日は2組のご相談がありましたが、
うち1組は、現在お住まいの分譲マンションを売却して、
住み替えをご検討中の方でした。

その際、住み替え先として、
持ち家賃貸住宅
どちらがよいのかとのお話しになりました。


一般的にこの手のお話しになると、
「どうせ何十年もお金を払うのなら、
 住宅ローンを組んで自分のモノにしたい。
 特に老後の賃貸暮しは不安定だから」

という論調になりがちです。

確かに支払う金額が同じなら、ある段階で自分のモノになり、
それ以降“タダ”になる持ち家に惹かれるのはよく分かります。


でも、ちょっと注意! 何か見落としていませんか?

たいがいの方は、住宅ローンや家賃以外に
住宅に関するコストがかかることは承知しています。
でも、意外といろいろな費用がかかり、
時として抜け落ちることもありますので、
以下、整理してみます。


賃貸住宅でかかるコストは次のものが挙げられます。

 ・家賃
 ・更新料
 ・駐車場代(一戸建ての場合は不要)
 ・火災(家財)保険


結構シンプルです。
ただ、その分住宅が資産にならず、
老後の住まいをどうするかといった心配もつきまといます。


では、持ち家でかかるコストには何があるのか?

 ・住宅ローン
 ・税金(固定資産税・都市計画税)


ここまでは、たいがいの方が承知していますが、
次のようなコストもかかります。

 ・維持修繕費用(修繕積立金)
 ・火災保険・地震保険


賃貸住宅であれば、建物の維持修繕は大家さんが行ってくれますが、
持ち家ではすべて自腹となります。

そして、見落とされがちなのがコチラ。

 ・部屋の面積・体積が増えることによる光熱費のアップ分

特に集合住宅から一戸建てに移った場合は、
目に見えて“体感”されることでしょう。

また、分譲マンションであれば、
管理費や駐車場代・専用庭使用料などもかかってきます。

さらに、目に見えるコストではありませんが、
地震や台風といった災害の被害を受けた場合、
建物に住めなくなったものの住宅ローンだけが残るといったリスクや、
転勤や近隣住民とのトラブルがあった場合にも転居しづらい
といったリスクも持ち家にはあります。


・・・と、持ち家と賃貸住宅のコストを比較する際には、
住宅ローンと家賃以外にかかる支出を、
トータルにちゃんと計算することが重要です。

でも、定年後は田舎に移住してのんびり過ごしたり、
逆に都心でアーバンライフを満喫したりなど、ライフスタイルは様々。
コスト一辺倒にならず、どのような暮らしをしたいのかも、
しっかり押さえたいところです。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『選択肢を狭めない家づくりの進め方』
『「家賃並みの返済額」には要注意!』
『家づくりのタイミング 「家を建てない」という選択肢』

|  |-賃貸 vs 持ち家 | 20:06 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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