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“間違ってないけど、しっくりこない・・・” 基礎配筋検査にて

昨日は、施工中の基礎配筋検査にお伺いしてきました。

コンクリートを打つ前の配筋の施工状況として、
 ・鉄筋の太さ
 ・鉄筋の間隔
 ・鉄筋のかぶり厚さ
 ・鉄筋の結束状況
 ・開口部や配管貫通部等の補強
 ・防湿シートの破れ
等を見ていきます。

昨日は、大手ハウスメーカーの現場で、
上記を一つずつ見ていくのですが・・・

丁寧な施工で、指摘がほとんど出ませんでした。
素晴らしい!


唯一といってよい指摘事項は、補強について。

設計上、強度が求められる箇所で、
補強の鉄筋などが密集(多重結束)してしまっているのです。

鉄筋が多いのは良いことのように思えるかもしれませんが、
いちがいにそうとも言えません。

鉄筋が多くなると、コンクリートが
うまく流れ込まないこともあるからです。

鉄筋のまわりにコンクリートが無いと、
所定の強度が出なかったり鉄筋が錆びる原因になります。


設計者としては、必要な強度を取ろうと設計するのですが、
それをうまく納める職人さんは一苦労です。

今回の施工箇所も、たくさんの鉄筋が入り乱れ、
職人さんの苦労が浮かばれます。

職人さんと話をすると
「あーでもない、こーでもないと、かなり時間をかけた」
とのこと。


実は、こういった鉄筋の密集については、
住宅会社ごとに規定が決められていたりしますが、
今回のハウスメーカーの場合は特に規定が無いとのこと。

ですので、施工の内容としてはダメではありません。
ただ、指摘を受けた職人さんから出たのは、こんな言葉。

「確かに、このやり方は間違ってはいないけど、
 しっくりこないんだよね」


と言って、やり直してくれました。
ありがとうございます!

職人さんによっては、指摘を受けると露骨に嫌な顔をする人もいますが、
とても気持ち良い対応でした。


ちなみに、このハウスメーカーは基礎工事については、
専門の現場監督さんがチェックする体制になっています。

検査前にも、どんな点をチェックするのか問い合わせて頂いたり、
施工も丁寧、指摘や質問にも的確に答えてくれるなど、
施工に対する意識の高いハウスメーカーさんでした。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『施工中のホームインスペクションの必要性』
『惜しい! あと釘一本!! 大手ハウスメーカーの上棟検査にて』
『ちゃんとした基礎コンクリート工事をしてもらうには?』


|  |-建築現場の注意点 | 21:29 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ホームインスペクションを拒否していた住宅会社のその後

昨日・今日と、施工中の新築現場の第三者検査
(ホームインスペクション)
にお伺いしてきました。

どちらの現場もこれまで軽微な指摘はいくつかありますが、
ちゃんと手直ししていただくなど大きな問題はなく、
順調に進んでいます。


このホームインスペクション。

大手ハウスメーカーから地場の中小工務店まで、
たいがいの住宅会社は快く受け入れてくれています。

中には、よりよい建物を作るためと、
前向きに捉えてくれる住宅会社もあります。


でも、ごく稀に「検査お断り」という住宅会社があります。

そんな検査お断りの住宅会社の中に、頭文字を出すだけでも
わかるほど名古屋では有名な会社があります。
(なので、頭文字も出せません)

その住宅会社について、二組のコンサルティング中の方から
立て続けにお問い合わせがありました。


その住宅会社。
ちょっとオシャレなデザイナーズハウス系の建物がお得意。

しかも建築条件付き土地や建売分譲住宅として
よい土地を押さえるので、草野のご相談者からもよく社名が挙がり、
以前はよくホームインスペクションにお伺いしたものです。

ただ、数年前に会社の方針が変わったとかで、
それまでは普通にインスペクションをさせてもらっていましたが、
それ以降は施工中や引渡し前の検査は一切不可。

それまでの検査結果はとりたてて問題はなかったのですが・・・

住宅相談センターにご相談を依頼なさる方は、
建物の品質も気になさるので、
たいがいホームインスペクションもご依頼なさいます。

なのでここ最近、この住宅会社の建物を購入する方は
草野のご相談者にはいなくなりました。

(決して営業妨害をしている訳ではありませんよ。
 過去に検査を拒絶されたという事実をご相談者に伝えていますが)


ただ、検査をご無沙汰して数年。
この住宅会社の最近の方針は分かりません。

もしかしたら今はまた引渡し前の
ホームインスペクションがOKになっているかもしれません。

そこで、いまお問い合わせいただいている方には、
施工中(引渡し前)の第三者検査が可能か
確認いただくようにお伝えしました。

そして、その結果がご相談者から届きました。
果たしてどうなったか?!



・・・

・・・・・・。

「施工中や引渡し前の検査オーケー」とのことでした。


昨今、中古住宅の売買を中心に、
第三者によるホームインスペクションが普及してきましたので、
そんなことも会社方針の変更につながったのかもしれません。

まだ、実際に検査をした訳ではありませんが、
今後実際に検査ができれば、以降ご相談いただいたお客様には
「ちゃんと検査をさせてくれる住宅会社」とご紹介することにします。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『モデルハウスでは分からない住宅会社の実態』
『施工中のホームインスペクションの必要性』
『口は災いのもと?! ホームインスペクション時のものの言い方』


|  |-建築現場の注意点 | 22:32 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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工期を短縮する裏ワザ

昨日は午前・午後と注文住宅
ホームインスペクションにお伺いしてきました。

そのうち一軒は完成検査でした。


いまの時期は、新年度の入居に合わせて完成ラッシュ!
施工現場も工事が重なり、施工が粗くなりがち。

とくに今回の現場は事情があって着工が遅れたため、
施工期間が実質3か月程度とかなりタイト。

果たしてどんな出来になるか、少々心配でした。

着工が遅れたとき、草野は
「できれば3月竣工にこだわらない方がよいですよ」
とお施主様にアドバイスしたほど。

が、その心配も杞憂で、完成検査を含め5回検査を行いましたが、
しっかり施工していただき、大きな指摘はありませんでした。


施工途中の検査の折り、現場監督さんとこんなお話をしました。

草野「結構工期がタイトですよね」

監督「確かに他の現場より余裕はないのですが、
   混み合う時期より少し遅れて着工しているので、
   意外と職人の手が空いているんですよね」

なので、意外と短工期で施工ができるというお話です。

実際の出来具合を見れば、ナルホド、
敢えて着工をずらすことで、
効率よく短工期で施工するという手もあるのだな、と思いました。


ただ、やはり年度末の込み合う時期に
短工期で施工するのはリスクがあります。

例えば雪などが降ってしまうと、
予備日が足りずに工期がずれることもあります。

また、今回の現場は監督さんがしっかりしていたので良かったのですが、
監督さん次第でぐちゃぐちゃになることもあり得ます。

ですので、基本的に短工期での施工はお勧めしません。

が、建替で仮住まい期間を短くしたい時など、
繁忙期をズラすことで工期を短くするという方法もあるということです。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『注文住宅のホームインスペクション 完成検査の所要時間は?』
『新築住宅のホームインスペクションが重なっているのはなぜ?』
『確認しておきたい、モノ決めの時期』


|  |-建築現場の注意点 | 21:08 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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FPも興味津々?! 中古住宅のホームインスペクション

昨日は、FP向けの勉強会にて講師をしました。
テーマは「住宅取得相談の実務」。

相手はプロのFPの方たちに対して、どんなお話をしよう?
住宅取得言っても幅が広いし・・・ と悩んだ結果。

「金利タイプとは」「住宅ローン減税とは」「住宅取得のための予算とは」と
いった基本的なことをお話ししてもつまらないのでは?と勝手に考え。。。

タイトル通り、ふだん草野が行っている実務を大公開しちゃいました!


住宅取得に流れに沿って
 1)会社紹介
 2)初期段階のご相談
 3)資金のご相談
 4)住宅会社選びのご相談
 5)ホームインスペクション
と、実際の相談事例を交えてお話ししました。

そして、最後に質疑応答を行ったところ・・・意外や意外!

半ばオマケのつもりでお話しした
ホームインスペクションについて質問が集中!

実務を行うFPの方々ばかりなので、
もっとFP的なことに質問が集まると思っていたのですが、
FPのことはもう十分ということだったのかもしれません。


ご質問の中心は、ホームインスペクションの中でも
国が力を入れている中古住宅のインスペクションについて。

FP的にはインスペクションを行い瑕疵担保保険をかけられれば、
税制優遇の対象が広がることから、興味も強かったのかもしれません。

以前、別のFP向け勉強会で中古住宅流通活性化についてのお話をしましたが、
しばらくは同じテーマのお話をしてもよさそうですね。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『中古住宅売買は売り手責任? それとも買い手責任?』
『ヘルメットも上履きもOK! インスペクション用バッグ新調(前編)』
『日々是研鑽! FPの継続教育研修会の講師をしてきました』



|  |-建築現場の注意点 | 21:51 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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台風と建築現場

昨日の台風16号もすごかったですね。

草野は、夜に住宅事業者向けの勉強会の予定でしたが、
あえなく中止。

さらに帰りの名鉄津島線が動かず、
遠回りして一宮経由で1時間かけて帰宅しました。

自宅前も雨のピーク時に道路が冠水していたとのことでした。
(帰宅時にはすでに水は引いていました)


それにしても、今年は台風がすごいですね。

今回の台風16号でもそうですが、
ホームインスペクション(住宅診断)の予定変更が多く、
1度ならず2度も変更となった現場がいくつもあります。

工程調整や雨仕舞など、現場の方の苦労も相当なものでしょう。


梅雨時や台風シーズンによくいただくご質問に
「工事中の現場が雨に濡れてしまったけれど、大丈夫でしょうか?」
というものがあります。

外壁やサッシが付くまでは、工事中の建物内に雨風が入りやすいので、
剥き出しの柱や梁などが大丈夫か気になることでしょう。

でも、雨に濡れないのに越したことはありませんが、
たいがいの木材は濡れたからと言ってダメという訳ではありません。

柱や梁などの木材にしても、もともと水分を含んでいますので、
一時的に濡れても、しっかり乾燥すればカビや腐れなどは発生しません。


ただ、しっかり乾く前に次の工程に進んでしまい、
湿気が籠ってしまうとトラブルのモトになりかねないので注意が必要です。

以前も、建売住宅購入後わずか1か月で床全体にカビが生えたという
お問合せがありましたが、原因は雨に濡れた床下地の乾燥不足でした。

合板は雨に濡れると糊が剥がれたり反ったりすることもあるので、要注意です。


台風の時は風も強いため、雨水が建築中の建物内に侵入しやすくなります。

気になる方は、木材がしっかり乾いているか確認するか、
現場監督に含水率計で木材の水分をチェックしてもらいましょう。

住宅相談センターでも上棟検査の際には含水率のチェックをしますが、
雨がちのじきだと含水率が上がることもあります。

もし含水率が多い時は、木材を乾かすように
(乾いてから次工程に進むように)に依頼しましょう。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『施工中の建物の上棟検査 1日2軒』
『雨漏れ・水漏れ時の対応方法と注意点』
『これは何する機械?! ホームインスペクション用機器導入!』



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