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古民家カフェで珪藻土塗ってきました

知り合いが津島市内で古民家カフェを開く準備をしています。

ご近所と言うこともあり、応援で壁に珪藻土を塗ってきました。
今回はお手伝いということで、道具から材料まで全て用意されています。


まずは下地処理。パテ処理までされているので、
珪藻土を塗る前にパテをやすりで平滑にします。

やすり掛け


珪藻土を容器に取ります。

かんたんあんしん珪藻土




これをローラーで塗ります。
人生初の珪藻土塗りですが、ローラーで塗るだけなので初心者でもオーケー!
あくまで下塗りなので、仕上げを気にする必要が無いので気がラクです。






この状態が、

下塗り前

こんな感じになりました。
人生初体験の珪藻土塗りでしたが、だんだん慣れてまあまあのデキ。
といっても、あくまで下塗りですが(^_^ゞ

下塗り後

改装工事が進むこちらのお店の名前は「円居cafe」(まどいカフェ)。
場所は津島市今市場町2丁目で、4月オープン予定です!

格子窓


築百年にはなりそうな古民家で、さらにオーナーが
アンティーク家具を揃えたので、いい空間になります(^-^)


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|  |-建築現場の注意点 | 20:15 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ユニット工法の盲点?! 上棟時の組み立て

本日午後1時54分、名古屋は40度を越しました。

その時、草野がいたのは・・・
炎天下の上棟現場!

朝8時から現場に張り付いて、
上棟の経過を確認していました。

水筒に冷たい水に、さらに2リットルのペットボトルの
スポーツドリンク、そして塩アメを用意して臨み、
何とか無事検査は終了しましたが・・・

いや~、暑かった!


職人さんたちも、
「今日、めっちゃあつい!」
「いくら水飲んでも足りない!」
と大変そう。

草野は見ているだけなので職人さんに比べれば
まだ楽ですが、それでも暑い!


これだけ暑いと、職人さんたちの負担も相当なもの。

現場監督さん曰く、
「通常では3時くらいにはあらかた作業が終わるけれど、
 この暑さで安全のために休憩を多めにとると、
 夜7時くらいまでかかることもある」
とのこと。

安全第一、ムリは禁物。
でも、いったいいつ終わる?!


普段、上棟中の現場に立ち会うことは少ないのですが、
今回立ち会ったのは、大手ハウスメーカーの鉄骨造ユニット工法だから。

ユニット工法は、工場で80%ほど建物の組み立てを済ませてしまい、
各ユニットをトレーラーに積んで運んできて、
クレーンで組み立てていきます。

精度の高さと現場での施工期間の短さが特徴。

安定・快適な工場で作ることで、
確かに施工精度は高くなります。


ただ、建物全体を組み立てるのは施工現場ですし、
建物の基礎コンクリートは現場打ち
工場生産ほどの精度は出ません。

万一、精度の悪い基礎の上に精度の高いユニットを載せたら・・・
ガタガタになってしまいかねないのです。

無理やり建物を組み立てようとすると、
例えばアンカーボルトを切断したり、
基礎をはつったりなんてことも、現場で行われることも。。。


でも、それでは所定の性能が出ません。

「工場生産率80%」「精度が高い」といった言葉には
意外な盲点があるのです・・・

そこで、現場に張り付いて、
組み立ての一部始終をチェックしていた、という訳です。


幸い、基礎の精度も良く
(草野は基礎の配筋検査も行っています)
ユニットもぴったり納まります。

スムーズに組み立ても進み、一部始終を確認後、
2時過ぎには現場を退去することができました。

いやいや、まさに記録的な猛暑だったので、
はやく終わってくれて助かりました!


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『“間違ってないけど、しっくりこない・・・” 基礎配筋検査にて』
『“大手ハウスメーカーだから安心”の落とし穴』
『木造・鉄骨造・RC造でコストはどれくらい違う?』


|  |-建築現場の注意点 | 22:57 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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“間違ってないけど、しっくりこない・・・” 基礎配筋検査にて

昨日は、施工中の基礎配筋検査にお伺いしてきました。

コンクリートを打つ前の配筋の施工状況として、
 ・鉄筋の太さ
 ・鉄筋の間隔
 ・鉄筋のかぶり厚さ
 ・鉄筋の結束状況
 ・開口部や配管貫通部等の補強
 ・防湿シートの破れ
等を見ていきます。

昨日は、大手ハウスメーカーの現場で、
上記を一つずつ見ていくのですが・・・

丁寧な施工で、指摘がほとんど出ませんでした。
素晴らしい!


唯一といってよい指摘事項は、補強について。

設計上、強度が求められる箇所で、
補強の鉄筋などが密集(多重結束)してしまっているのです。

鉄筋が多いのは良いことのように思えるかもしれませんが、
いちがいにそうとも言えません。

鉄筋が多くなると、コンクリートが
うまく流れ込まないこともあるからです。

鉄筋のまわりにコンクリートが無いと、
所定の強度が出なかったり鉄筋が錆びる原因になります。


設計者としては、必要な強度を取ろうと設計するのですが、
それをうまく納める職人さんは一苦労です。

今回の施工箇所も、たくさんの鉄筋が入り乱れ、
職人さんの苦労が浮かばれます。

職人さんと話をすると
「あーでもない、こーでもないと、かなり時間をかけた」
とのこと。


実は、こういった鉄筋の密集については、
住宅会社ごとに規定が決められていたりしますが、
今回のハウスメーカーの場合は特に規定が無いとのこと。

ですので、施工の内容としてはダメではありません。
ただ、指摘を受けた職人さんから出たのは、こんな言葉。

「確かに、このやり方は間違ってはいないけど、
 しっくりこないんだよね」


と言って、やり直してくれました。
ありがとうございます!

職人さんによっては、指摘を受けると露骨に嫌な顔をする人もいますが、
とても気持ち良い対応でした。


ちなみに、このハウスメーカーは基礎工事については、
専門の現場監督さんがチェックする体制になっています。

検査前にも、どんな点をチェックするのか問い合わせて頂いたり、
施工も丁寧、指摘や質問にも的確に答えてくれるなど、
施工に対する意識の高いハウスメーカーさんでした。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『施工中のホームインスペクションの必要性』
『惜しい! あと釘一本!! 大手ハウスメーカーの上棟検査にて』
『ちゃんとした基礎コンクリート工事をしてもらうには?』


|  |-建築現場の注意点 | 21:29 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ホームインスペクションを拒否していた住宅会社のその後

昨日・今日と、施工中の新築現場の第三者検査
(ホームインスペクション)
にお伺いしてきました。

どちらの現場もこれまで軽微な指摘はいくつかありますが、
ちゃんと手直ししていただくなど大きな問題はなく、
順調に進んでいます。


このホームインスペクション。

大手ハウスメーカーから地場の中小工務店まで、
たいがいの住宅会社は快く受け入れてくれています。

中には、よりよい建物を作るためと、
前向きに捉えてくれる住宅会社もあります。


でも、ごく稀に「検査お断り」という住宅会社があります。

そんな検査お断りの住宅会社の中に、頭文字を出すだけでも
わかるほど名古屋では有名な会社があります。
(なので、頭文字も出せません)

その住宅会社について、二組のコンサルティング中の方から
立て続けにお問い合わせがありました。


その住宅会社。
ちょっとオシャレなデザイナーズハウス系の建物がお得意。

しかも建築条件付き土地や建売分譲住宅として
よい土地を押さえるので、草野のご相談者からもよく社名が挙がり、
以前はよくホームインスペクションにお伺いしたものです。

ただ、数年前に会社の方針が変わったとかで、
それまでは普通にインスペクションをさせてもらっていましたが、
それ以降は施工中や引渡し前の検査は一切不可。

それまでの検査結果はとりたてて問題はなかったのですが・・・

住宅相談センターにご相談を依頼なさる方は、
建物の品質も気になさるので、
たいがいホームインスペクションもご依頼なさいます。

なのでここ最近、この住宅会社の建物を購入する方は
草野のご相談者にはいなくなりました。

(決して営業妨害をしている訳ではありませんよ。
 過去に検査を拒絶されたという事実をご相談者に伝えていますが)


ただ、検査をご無沙汰して数年。
この住宅会社の最近の方針は分かりません。

もしかしたら今はまた引渡し前の
ホームインスペクションがOKになっているかもしれません。

そこで、いまお問い合わせいただいている方には、
施工中(引渡し前)の第三者検査が可能か
確認いただくようにお伝えしました。

そして、その結果がご相談者から届きました。
果たしてどうなったか?!



・・・

・・・・・・。

「施工中や引渡し前の検査オーケー」とのことでした。


昨今、中古住宅の売買を中心に、
第三者によるホームインスペクションが普及してきましたので、
そんなことも会社方針の変更につながったのかもしれません。

まだ、実際に検査をした訳ではありませんが、
今後実際に検査ができれば、以降ご相談いただいたお客様には
「ちゃんと検査をさせてくれる住宅会社」とご紹介することにします。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『モデルハウスでは分からない住宅会社の実態』
『施工中のホームインスペクションの必要性』
『口は災いのもと?! ホームインスペクション時のものの言い方』


|  |-建築現場の注意点 | 22:32 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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工期を短縮する裏ワザ

昨日は午前・午後と注文住宅
ホームインスペクションにお伺いしてきました。

そのうち一軒は完成検査でした。


いまの時期は、新年度の入居に合わせて完成ラッシュ!
施工現場も工事が重なり、施工が粗くなりがち。

とくに今回の現場は事情があって着工が遅れたため、
施工期間が実質3か月程度とかなりタイト。

果たしてどんな出来になるか、少々心配でした。

着工が遅れたとき、草野は
「できれば3月竣工にこだわらない方がよいですよ」
とお施主様にアドバイスしたほど。

が、その心配も杞憂で、完成検査を含め5回検査を行いましたが、
しっかり施工していただき、大きな指摘はありませんでした。


施工途中の検査の折り、現場監督さんとこんなお話をしました。

草野「結構工期がタイトですよね」

監督「確かに他の現場より余裕はないのですが、
   混み合う時期より少し遅れて着工しているので、
   意外と職人の手が空いているんですよね」

なので、意外と短工期で施工ができるというお話です。

実際の出来具合を見れば、ナルホド、
敢えて着工をずらすことで、
効率よく短工期で施工するという手もあるのだな、と思いました。


ただ、やはり年度末の込み合う時期に
短工期で施工するのはリスクがあります。

例えば雪などが降ってしまうと、
予備日が足りずに工期がずれることもあります。

また、今回の現場は監督さんがしっかりしていたので良かったのですが、
監督さん次第でぐちゃぐちゃになることもあり得ます。

ですので、基本的に短工期での施工はお勧めしません。

が、建替で仮住まい期間を短くしたい時など、
繁忙期をズラすことで工期を短くするという方法もあるということです。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『注文住宅のホームインスペクション 完成検査の所要時間は?』
『新築住宅のホームインスペクションが重なっているのはなぜ?』
『確認しておきたい、モノ決めの時期』


|  |-建築現場の注意点 | 21:08 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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