先日あった、お電話での相談事例です。

家を建てて8年ほどしたところ雨が漏りました。

原因は分かりませんが、
まずは建築した住宅会社に一報し直して伝えたところ
言われたのがこんな言葉・・・

「そちら(ご相談者で入っている火災保険の保険金で
 修理させて欲しい」

これってどうなんですか?とのご相談です。


いやいや、これはNGでしょう。

確かにかけている火災保険の内容によっては
火災保険の保険金で雨漏りの修理を行うこともできます。

例えば、風災のオプションを付けていて、
台風など強い風雨による雨漏りであれば、
補償される可能性があります。


ただ、今回のケースは、特に強い風雨でなくても
雨が漏っているとのこと。

住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)により、
新築した住宅会社に対し、構造や防水についての瑕疵については
10年間の瑕疵担保責任が義務付けられています。

そのため、今回の雨漏りは住宅会社の費用負担で
修理しなければいけない可能性があります。

まだ原因が特定されていない状況で、
火災保険の保険金を当てにするのは不適切でしょう。


まあ、火災保険の保険金を使っても、
保険会社以外の腹は痛まないのでいいんじゃない?
という考え方なのでしょうが・・・

建物の瑕疵が原因で、それが保険会社にばれたら、
保険金詐欺として訴えられる可能性もあります。

ご注意を!


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『ビー玉が転がる家は欠陥住宅?!』
『地震保険に入っていなくても、地震の火災で保険金が出る?!』
『雨漏れ・水漏れ時の対応方法と注意点』


テーマ:家を建てる
ジャンル:ライフ
4月から東海3県各地のハウジングセンターにてお話ししてきた
「実家の土地の活かし方」セミナー

昨日の多治見ハウジングセンターでの開催で、
ひと段落つきました。

とても幅の広いテーマで、聞く人によって
興味のあるポイントがだいぶ変わります。

これまでの回では、偶然にも同じような
状況の方々が参加されたので話内容も絞ることができましたが、
最後の最後で、見事に参加者の状況が分かれました!

それぞれ子世代ではあるのですが、
これから実家で新居を計画する若いご夫婦と、
すでに自宅を所有し実家の処分をどうすればよいかという年配のご夫婦。

どちらにフォーカスするかで話す内容も変わりますが、
できるだけ両方をカバーしようとしつつも、
どうしても若いご夫婦向きの話が多くなってしまいました。


ただ、どちらにしても共通で
実家をいじる際に重要なことがあります。

それは相続を踏まえて計画を立てること、
そのためには兄弟や叔父叔母なども含めた
親族全員の合意を得ること。

これをしておかないと、早ければ計画段階で、
遅くとも相続の時に揉める可能性があります。


実際、昨日お電話で問い合わせがあった方は、
祖父の土地で新築をするということで、
住宅会社と工事の契約をしたものの、
祖父の了解を取ってなかったため、
話が止まっているとのこと。

これなどはボタンのかけ間違いのようなもので、
先に確認しておけば何の問題もなかったところ、
後から了解を取ろうとしたために機嫌を損ねてしまったのでしょう。

実家の土地で家を取るときは、
まずは関係者一同の合意をとること、それが大事です。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『実家の土地の活かし方は、人によって千差万別』
『家づくりは“家族づくり”』
『名義の付け方でトラブルになる?!』



テーマ:住宅・不動産
ジャンル:ライフ
先月末から来月初めまで、
東海地方各地のハウジングセンター8か所にて
同じテーマのセミナーでお話ししています。

そのテーマとは
「実家の土地の活かし方セミナー」

このテーマ、聞く人によって
期待する内容が大きく変わってきます。


例えば、子世代なのか、
その実家に住んでいる親なのか。

実家に将来住む人がいるのかどうか。

これまでの回では、
・実家の土地に単世帯を建てる子世代
・実家の土地で親と同居する新居を建て替える子世代
・実家が空き家になってしまい、その使い道に悩む子世代
・現在住んでいる家を継いでくれる子どもがいない親世代
といった方々にご参加いただきました。

たまたまですが、これまで7回行ったセミナーでは
全ての回で同じ立場の参加者が集まりましたので、
話はとてもスムーズでした。

むしろ、ある回では
実家を継ぐ子どものいない親御さんが数組集まり、
参加者同士でめちゃくちゃ盛り上がっていました。


実家、というか不動産の活かし方は、
 ・自分で住む(使う)
 ・人に貸す
 ・売る
の3つです。


住む人や跡を継ぐ人がいれば、
その使い方をどうすればよいかを考えます。

それが子世代であれば、
自分たちが住むための家をどう確保するかということで
建物の形態(単世帯 or 二世帯住宅)、
建築の計画(新築・建替・リフォーム)、
相続を踏まえた資金計画・名義等の話になります。

このパターンが一番話がしやすいですね。


住む人や跡を継ぐ人がいない場合。

アパートや駐車場で人に貸すといった話もありますが、
これは立地に大きく左右されますし、
不動産経営というのはけっこうな負担がかかります。

そういう点では売却するというのも一つの方法。

というか、少子高齢化で家が余っているご時世ですから、
今後、さらに家は売りにくくなります。

売れなくなる前に、多少安くてもよいから
処分してしまうという考え方もあるでしょう・・・


ということで、参加者によって話の中身が大きく変わる
「実家の土地の活かし方セミナー」。

次回は、今週末・6月3日(土)に岐阜県多治見市にて開催です。
皆さまのご参加お待ちしています!


          住まいづくりの第一歩セミナー
       多治見ハウジングセンターにて6月3日開催



 午前【 実家の土地の活かし方セミナー 】10:30~11:30
  高齢の親が所有する「実家」や「土地」を子どもが上手に活用する
  方法(建替え、増築、リフォーム、賃貸併用)を教えます。また、
  活用にあたっての資金計画や税制優遇、親族の合意の取り方、二世
  帯住宅の注意点についてもお話します。

 午後【 はじめての家づくりセミナー 】13:30~14:30
  この一冊で家づくりが丸ごとわかる「わが家の家づくりノート」を
  使い、「家づくりのポイント」「スケジュール」「資金計画」「土
  地探し」「展示場の活用方法」等を解説。家づくりをこれから始め
  ようという方に最適です。

  ・講 師  住宅相談センター 草野芳史
        (ファイナンシャルプランナー、宅地建物取引士、
         住宅ローンアドバイザー)
  ・日 程  6月3日(日)
  ・会 場  多治見ハウジングセンター センターハウス
        多治見市上山町1-4
  ・その他  参加無料、予約制
  ・問合せ  住宅相談センター


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『東海3県各地で開催“住まいづくり第一歩セミナー”のご案内』
『親が考えているほど子は同居を嫌がっていない?!』
『「実家の土地で家づくりするときの注意点」お話ししました』


テーマ:家を建てる
ジャンル:ライフ
昨日・一昨はハウジングセンターでにて
セミナー講師&相談会の相談員で、
個別相談も5組お受けしました。

数年前に一度ご相談いただいていた方が、
広告を見て改めてご相談にお越しくださったり。

土地探しのこと、資金のこと、住宅会社選びのこと、
名義のことなど、いろいろなご質問をお受けしました。


わざわざ相談会にお越しになるくらいですから、
皆さまとても熱心で、いろいろとご質問いただきます。

特に驚いたのが、ほとんどの皆さまが
ノートを開いてご相談に臨んでいたこと。

草野の回答を逐一ノートに書き込んで下さいます。
素晴らしい!


家づくりのご相談の場では、話が盛り上がってくると、
話題があちこちに飛んでいきます。

草野としてもよりたくさんのことをお伝えしようとし、
いろいろ話し過ぎて何を話したかも忘れてしまうことも・・・

これ、相談者の側からすると、
何を聞いたか忘れてしまうこともあるでしょう。

でも、お聞きになったことをノートに記録しておけば、
後で振り返った時にもちゃんと分かります。


今回のご相談者たちも、皆さま、
とても参考になったとおっしゃっていただきました。

単に聞いて終わりではなく、ノートを読み返すことで
実際の家づくりの場でも活かしていただけることでしょう!

家づくりを進める時にも記録をしておけば、
見たこと、聞いたこと、言ったことが分かり、
「住宅会社選びの注意点って、なんだっけ?」
「あのキッチンって、どのモデルハウスで見たんだっけ?」
「この要望って言ったはずだけど・・・」
「何で間取りをこんな風に変更したんだっけ?」
といったことが無くなります。

ぜひ一冊家づくりを記録するノートをご用意ください。
誰でも用意できる、家づくりを成功に導くツールになりますよ。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『お役に立っている! 可児にてセミナー&相談会してきました』
『LINEで、住宅会社との“言った、言わない”を防ぐ』
『「家づくりはあなたに任せた」は要注意?!』


テーマ:家を建てる
ジャンル:ライフ
本日は、中日新聞桑名ハウジングセンターにて
セミナー講師をしてきました。

午前中は「実家の土地の活かし方」がテーマ。

4組のご参加がありましたが、皆さますごい積極的に発言なさって、
双方向での盛り上がったセミナーとなりました。


で、実家の土地の活かし方というお話ですが、
今回の参加者はどちらかというと
その実家の持ち主である親世代の方が中心。

親の立場として「子どもに世話はかけたくない」
というお話も出ました。

子どもは子ども、親は親で自立しなければということで、
子どもと同居は考えていないとのこと。


確かに嫁姑問題など親子同居のリスクはあり、
実際に同居したら二世帯の関係が悪化し、
結局喧嘩別れしてしまったというケースもあります。

そこを先回りして、子に面倒は見てもらわない、
というお気持ちもよく分かります。


でも!

子世帯の方は、意外と親との同居に
否定的でなかったりするのです。

子ども世代の方から家づくりのご相談をお受けすると、
必ずご夫妻それぞれのご実家や親御さんのことをお聞きします。

すると、すでに後継ぎや世話をする人が決まっている場合はともかく、
そうでない場合は結構な確率で親御さんのことを気にしているのです。

いざという時に親を引き取れるように
部屋を用意しておきたいというご要望は少なくありません。


もしくは、もっと積極的に親との同居を考えているケースもあります。

例えば実家の土地を使って家を建てれば、
土地代が浮くうえ親御さんや実家の面倒が見れたり、
逆に子育てを親御さんに手伝ってもらえたりという
期待をもっている子世帯もいるのです。


いまの年配の方は嫁姑問題で苦労した世代で
自分の子どもたちには同じ苦労を掛けたくない
という思いもあるかもしれません。

でも、子どもたちと話し合ってみると
まったくちがった展開になるかもしれません。

ちょうどゴールデンウィークに子どもたちと会う機会があれば、
ぜひ話をしてみることをお勧めします。


 ▼▼ 本日のテーマと関係する過去のブログ記事 ▼▼
『家づくりは“家族づくり”』
『終の棲家の建て時は?』
『二世帯住宅建てるなら“音”にご注意』


テーマ:家を建てる
ジャンル:ライフ